エメンタール      １００ｇ

白ワイン           ３０ｃｃ

コーンスターチまたは片栗粉           少々

パン（食パンでもＯＫ）                 適宜

にんにく            小さいのを一かけら。（無くてもＯＫ）

 

 

１．パンを一口大に切ってお皿に盛っておく。

２．エメンタールを１ｃｍ角ぐらいに細かく切り、コーンスターチをまぶす。（チーズの硬い外皮は、１ミリほど取ります。）

３．鍋の底に半分に切ったにんにくをこすりつけ、香りを付ける。

４．白ワインを入れ、弱火にかけてアルコール分をとばす。

５．弱火のままで、４に２を少しずつ入れ、時計回りによくかき混ぜながら溶かす。(本当によくかき混ぜた方がうまくいきます。）

６．パンを５にからめていただく。

 

 

★とろり具合はお好みですが、ゆるめでいいと思います。（本場スイスやフランスサヴォア地方のものも、意外とゆるかったです。）その方がパンにからませたとき、どかっとチーズが付かないので、どんどん食べられます。

★フォンデュ専用鍋がなければ、テフロン加工の鍋を使うと、後かたづけがラクです。

★香りづけ（にんにく、こしょう、ナツメグなど）は、お好みで。

★ゴーダ、コンテ、グリュイエール、ボーフォール、アッペンツェラー、フォンティーナもチーズフォンデュに向きます。

★”伸びのエメンタール、コクのグリュイエール”と覚えておくと便利です。

    この２つで、”美味しくてよく伸びる”チーズフォンデュができます。

数種類のチーズをお好みで混ぜるとよりおいしくなります。（分量は、一人前でチーズが合計１００ｇ程度です。）

 

そのまま食べてもおいしいチーズを使ってチーズフォンデュを作らないと、本当においしいチーズフォンデュにはならないんだと思います。市販のチーズフォンデュセットはチーズよりもつなぎが多く、本来のチーズフォンデュの味とは全然違います。また量販店などで見かける多くのチーズは、いろいろな流通を経て消費者に届くので、温度管理が徹底していないために風味が抜けていることがあります。こうしたチーズでは、おいしいチーズフォンデュは出来ません。しかし、自分でやれば安くておいしいものが出来るので、ぜひ良いチーズを使って少しの手間と愛情をかけて挑戦してみてくださいい。チーズフォンデュは、かんたんな家庭料理ですから、作るときから楽しいです。