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フランス・サヴォア地方のチーズの旅日記(2011年8月)




フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記27

8月23(火)午後3時、無事に成田空港に着きました。暑いです!(29度)これから、羽田に移動して、札幌に帰ります。 8.23(15:17)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記26

ボーフォール・エテを味見させてもらい、余りにも美味しいので注文しました。アルパージュは、11月発売です。


8月22(月)の朝9時、ランジス市場に行きました。今回行ったサヴォア地方のボーフォール・アルパージュは、11月発売になります。しばらくお待ちください。それとは別に、ボーフォール・エテは新しく仕入れることができました。産地は、AIME 協同組合です。やっぱり、旅にでると収穫がいろいろあります。毎日忙しくてとても体は疲れるけれど、今回も来て本当によかったです。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.22(17:30)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記25

私たちがチーズの師と仰ぐイヴさん。いろいろなことを聞けました。


8月22(月)の朝9時、ランジス市場に行きました。チーズ会社では、久しぶりにイヴさんに会いました。私達が今回サヴォアに行ったことを話すと、ボーフォールについて、いろいろな話をしてくれました。そして、今までに輸入してきたボーフォールの生産者も分かりました。どれも私達が訪れた所でした。美奈子店長は、勉強をしているので、イヴさんの話もかなり理解できたようで、そういうことがまた次のやる気につながります。私もイタリア語を毎日やります。たとえ10分でも。^^)( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.22(17:30)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記24

すれ違う人同士が、からなず相手と目を合わせて、「ボンジュール」と挨拶します。・・フランス人は。素晴らしいです。


ピエールさんの搾乳の様子を見に来たとトレッキング中の親子。都会からはとても遠くて、交通の不便な秘境?にもフランス各地からトレッキングに来られるのは、親子が共に休みを合わせられるからですね。そして、一緒に過ごせる時間がたっぷり持てる事自体が何よりも豊かだと思います。こうして小さい時に、伝統的な食べ物の作り方を知るのは、成長していく子供にとってはとても良い事だと思いました。ヴァーチャルではなくて、自分の時間と足で実物を見る事に優る物はありませんから。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックするとと詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.21(21:30)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記23

ボーフォールには必ず付いているカゼインでできている生産者表示マーク。チーズが固まると緑色に見えます。ボーフォール・アルパージュと認められたカゼインでできている生産者表示のマーク。どちらもボーフォールの側面に付いています。


ボーフォール・アルパージュを作っているエマニュエルさんにカゼインでできている生産者と製造年月が分かるマークを見せてもらいました。コンテやルブロッションなどのチーズにも付いています。左が全てのボーフォールに付けるマークで、右がボーフォールの中でもアルパージュと呼ばれる夏の3ヶ月だけに、標高1,500mの牧場で育った牛のミルクで作られるものに限って、付けられるマークです。私達も初めて実物を見ました。実際ボーフォールのどの部分に付けられているかというと、側面です。約40kgの一塊で輸入しないと見つけることが難しいマークなのです。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックするとと詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.21(21:10)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記22

私もやってみましたが、コツがつかめると、勢い良く乳が出てくるので面白いです。


8月20(土)の午後3時、PRALOGNAN LA VANOISE からNATIONAL PARK の中にある Sylvain さんのやぎの放牧している場所に行きました。三菱製の4WDに乗せて一緒にハイキングをしている人達をゆっくりと追い過ごしならが山道を登っていきます。(自然保護地域なので、一般車は通行できません。)小屋がある場所に着いてから、夕方のやぎの搾乳を見せてもらいました。Sylvain さんは、私や美奈子店長に乳搾りをやってみるように勧めてくれました。これはとてもうれしいことです。手で搾るのは2度目です。美奈子店長は、2、3度お乳を触ったら、すぐにコツがつかめたようで、勢いよくミルクが出てきました。温かいミルクが印象的でした。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックするとと詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.21(6:50)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記21

オードリーさんとシルヴァンさんの若いご夫婦。2年ほど前から独立してチーズ作りを始めました。


8月20(土)の午前9時、 PRALOGNAN LA VANOISE に小さなやぎのチーズ生産者を訪ねました。チーズの作り方ややぎの育て方などを見せて欲しいとお願いすると、快く引き受けてくれました。午後3時にはアルプスの山に入るということだったので、再びチーズ工房を訪ねました。午後7時近くまでいろいろなことを見せてくれたり、やらせてくれたりして、とても勉強になりました。詳しくは、この後の旅日記でお伝えします。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックするとと詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.21(6:40)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記20

トレッキングの途中で見つけた高山植物。花の大きさは、一指し指の爪ぐらい。とてもきれいです。


8月19(金)の午前12時、La Vizelle 山から下りる途中で、とてもきれいな花をいくつも見ることが出来ましたので、おすそわけします。特に上の写真の花は、透き通るような青が目に染みました。疲労が少し和らぎました。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックするとと詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.21(6:10)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記19

トレッキングシューズとサックを買って、いざ本番の美奈子店長。彼女らしくゆっくりと慎重に下りていました。


8月19(金)の午前10時、Courchevel の町から上がるゴンドラで登った山をトレッキングしながら、牛の放牧を探しました。La Vizelle 山は、標高2,659mです。半袖一枚では寒いくらいの気温です。北の空を見ると、モンブランが見えました。これから、麓まで徒歩で約2時間半かけて下ります。幼稚園に通っているような小さな子も両親と共に下りていました。美奈子店長も昨日買ったシューズでいざ出発です。山腹の中間辺りにあるエアポート近くで、牛の放牧を見つけることが出来ました。翌日、二人とも筋肉痛で歩くのがとてもつらかったです。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックするとと詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.21(6:10)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記18

普段は、チーズの発送に忙しい美奈子店長。こうして旅に出て、時間があるときに体を動かしています。


8月17(水)の午後3時過ぎ、TIGNES のスキー場の山を徒歩で登ります。美奈子店長も私もトレッキングシューズを持っていません。街中で履くような革靴だったので、登るのも一苦労です。特に砂や砂利道なので、よく滑ります。車が通れる道もありますが、それは牛飼いのピエールさんの様に仕事でこの山を使っている人に限られるようで、一般車は通行できないので、こうして徒歩での取材になるのです。でも、普段はあまり出来ない運動が出来るので、こういう旅もいいものですね。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックするとと詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.20(8:10)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記17

アランさんの案内でチーズ工場を一通り見せて頂きました。カーヴは数え切れないほどのボーフォールがあって圧巻でした。


8月18(木)の午後2時半、午前中に電話で予約をしておいたチーズ工場に行きました。ピエールさんの紹介です。彼のミルクで作るボーフォール・アルパージュを彼から直接買うことは出来ません。何故ならまだチーズが若いうちにこの工場に出荷しているからです。また、輸入となるといろいろな条件を満たしていかなくてはなりません。生産地域からパリまでのフランス国内の輸送、消費税について、衛生証明書や請求書の発行、支払い方法、・・・。月曜日に再度、本社に掛け合って、できるかどうかの返事をもらうところまで話が進みました。それにしても、写真のカーヴは、圧倒されるほどの迫力がありました。この会社では、製造のほかに、若いうちに仕入れたチーズを熟成する仕事もしています。アランさん、良い返事待ってますね。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると詳しい写真をお楽しみ頂けます。)8.19(7:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記16

搾乳をする前なのに、ミルクがしたたりでているうしさん。


8月17(水)の午後4時過ぎ、ついに牛飼いのピエールさんが搾乳をする様子を見られました。移動式の搾乳機は、一度に6頭分の乳を搾れます。もう一人の若者と2人で搾乳をしています。牛は、約150頭いるそうです。全ての牛は、自主的に搾乳機のゲージに入ってきます。というのもゲージの中には、固形のえさが出ることも理由の一つです。上の写真の様に、搾乳前からミルクが乳頭から滴り落ちている牛が何頭かいました。相当おっぱいが張っているのでしょう。人間でも出産後にお母さんのおっぱいからお乳が自然と出てくるのと同じ現象なのでしょうか。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると動画をお楽しみ頂けます。)8.18(7:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記15

ピエールさんは、一頭一頭優しく牛の搾乳をしていました。


8月17(水)の午後4時過ぎ、ついに牛飼いのピエールさんが搾乳をしている場所にたどり着きました。動画では、ピエールさんが搾乳する様子が良く分かります。これだけなのに、生乳のままで人が飲むことが出来るんです。日本だったら保健所が腰を抜かすと思います。そうなんです、搾った後時間が経つほどにいろいろな雑菌が増えて、問題が起こるのです。搾ってすぐチーズにすれば、より美味しいですし、より安全なのです。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると動画をお楽しみ頂けます。)8.17(23:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記14

どの牛も穏やかで、近くに美奈子店長が居ても動揺することはありません。


8月17(水)の午後4時過ぎ、ついに牛飼いのピエールさんが搾乳をしている場所にたどり着きました。写真は、アボンダンス種の牛と美奈子店長にマッサージをしてもらう番犬です。動画では、うっとりする犬の表情が見られます。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると動画をお楽しみ頂けます。)8.17(22:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記13

TIGNES のスキー場の山に登りました。標高2,300mぐらいの場所で、時間は午後4時ごろです。


8月17(水)の午後3時、TIGNES のホテルからすぐのゲレンデに行きました。夏なのでリフトは動いていません。美奈子店長と二人で、徒歩で登り始めました。目的は、昨日会った牛飼いのピエールさんが搾乳をする様子を見るためです。ところが、登る途中の何ヶ所かで、またまたマーモットがいたました!今度は動画での撮影に成功したので、写真をクリックしてご覧ください。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると動画をお楽しみ頂けます。)8.17(21:30)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記12

Bellevarde 山(標高 2,705m )のゴンドラ駅前に立つ美奈子店長。


8月17(水)の午前10時、Bellevarde 山(標高 2,705m )に登りました。北の空には、モンブランが見えました。二人共にトレッキングシューズは持っていなかったので、山道を歩くことは、とても難しかったです。でも、写真のようにとても天気が良くて、いい取材をすることが出来ました。上の写真にリンクした写真は、この山を駆け下りるマウンテンバイクの若者と羊の群れがご覧頂けます。面白い組み合わせだったので、動画で撮影しました。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると動画をお楽しみ頂けます。)8.17(21:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記11

こんな標高の高い場所で羊を飼っているのを見たのは、初めてでした。ピレネーに夏に行った時も山が深くて見られませんでした。


8月17(水)の午前10時、Tignes から別のスキーリゾート地、Val-d'lsere にやってきました。ここからスキーのゴンドラリフトに乗って、Bellevarde 山(標高 2,705m )に登りました。西の方面を見ると、何やら動物の群れが見えるではありませんか。姿や大きさ、そしてベルの音などから、牛ではなくて羊だと確信して、私だけゆっくりと下りながら、群れに近づいて行きました。そして、とうとうこうしたアルパージュを呼ばれる高山地域での羊の放牧の見ることが出来ました。群れはとても大きくて、おそらく500頭から600頭の羊がいたと思います。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると動画をお楽しみ頂けます。)8.17(20;00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記10

チーズ職人のエマニュエルさん。とても穏やかで丁寧な仕事ぶりでした。


8月16(火)の午後4時頃、Bourg-Saint-Maurice から車で、Tignes にやってきました。ここはスキーリゾート地ですが、夏のこの時期にも大勢の観光客が来ていました。ここのタウン情報誌を見ていた美奈子店長が、今なら近くにボーフォール・アルパージュを作っている FROMAGERIE があるということで、早速行ってみることにしました。こんな近くにアルパージュを作る工房があるとは、びっくりしました。上の写真は、工程の最終段階の銅釜からカードを布で包み込みながら、引き上げる様子です。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると動画をお楽しみ頂けます。)8.17(7:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記9

川を渡る牛を発見。初めて動画で撮影しました。


8月16(火)朝8時過ぎ、今日はボーフォール・アルパージュのチーズを作る小屋を見に行くツアーに参加します。大人から子供まで約20人が参加しました。その基点になる山の奥にある場所(Les chapiaux)で、写真の様に牛の放牧が行われていて、ちょうど川を渡る牛を見つけました。水深は、くるぶしの少し上ぐらいで、深くないです。おいしい水と草があるので、牛にとっては楽園みたいな場所です。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると動画をお楽しみ頂けます。)8.17(7:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記8

Tarentaise の赤ちゃん牛。もう草を食べています。


8月15(月)に行った Beaufort Alpage を作る Chalet(山小屋)にいた赤ちゃん牛です。足が長いです。これから大きくなる予感がするように。美奈子店長が草をちぎってあげると、食べました。生後1ヶ月ぐらいだと思います。もちろん性別はメス。みつばちと同じで、やっぱりどの世界でも女が世の中を担っていると感じました。今朝は、8:30から別の Chalet に行って、ボーフォールのチーズ作りの様子を見学します。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると詳しい写真をご覧頂けます。)8.16(6:22)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記7

Chaletとその周りの風景。空気が美味しいです。夏でも気温は20度以下です。


8月15(月)に行った Granier 村の北に位置する l'Alpage de Plan Pichu の Chalet(山小屋)と周りの風景の写真です。Beaufort Alpage を作っている現場を見たいと思っていましたが、やっと叶いました。こんな場所で牛を育てて、そのミルクで作るチーズは特別に美味しいのが分かる気がします。水は小川から引き、電柱が無いので、発電機で電気を得ています。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると詳しい写真をご覧頂けます。)8.16(6:22)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記6

昨年に続いて2度目のモンブラン。やっぱりでかいです。


8月15(月)の夜8時半過ぎ、夕食を食べ終えてホテルに帰る時に、北の空が晴れて、モンブランの山頂が見えました。ベランダから早速カメラで撮影しました。周りの山とは比べ物にならないほど、大きさや高さが際立っています。明日から天気が良くなるようで、また見られることを楽しみにしたいです。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると詳しい写真をご覧頂けます。)8.15(22:30)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記5

初めてアルプスで見た野生動物のマーモット。今までは、お土産屋さんの縫いぐるみしか見ていなかったので、感動しました。


8月15(月)の朝9時半過ぎ、ついにBeaufort alpage を作っているシャレにやってきました。標高は、1,900mもあります。下にある町(AIME)は、霧と雨で視界が不良でした。このまま山に登っても危険かと思いながら、行けるところまでいこうということでゆっくり運転していると、徐々に視界が開けてきました。朝早いにもかかわらず、2組の登山(トレッキング)客が20人以上も来ていました。上の写真は、野生のマーモットです。山を下る時に車から、岩陰から2頭が顔を出していたので、その時にじっとしていて、写真を撮りました。少し動物写真家になった気分でした。穴からなかなか出てきてくれないんです。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると詳しい写真をご覧頂けます。)8.15(14:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記4

サヴォア地方らしい山の風景。茶色い毛をしたボーフォールの牛が放牧されています。


3話の続きです。ボーフォールチーズになる牛(品種は、Tarentaise 又は tarine です。)を初めて近くで見ることが出来ました。どの牛もストレスがなさそうで生き生きとしています。それぞれの牛が思い思いの場所で草を食べています。また、首には、カウベルが付いています。それと角が切られていないのが、うれしいです。標高が1,500m以上のこのような場所に、夏至から秋分の日までの3ヶ月だけ牛を放牧して、その時に得られたミルクを原料にしてボーフォール(ALPAGE)チーズを作っています。冬が来る前に山を下りて、その後は牛舎で生活するようです。ボーフォールの原料になるミルクを出すもう一つの品種は、Abondance で、白地に茶色いぶちがある牛です。)( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると詳しい写真をご覧頂けます。)8.15(8:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記3

サヴォア地方らしい山の風景。茶色い毛をしたボーフォールの牛が放牧されています。


8月14(日)午前10時過ぎ、BEAUFORT 村の Office de tourisme でボーフォールチーズ(ALPAGE)を作っている場所を聞いたところ、ここから車で30分ぐらい上がった山の中にある小屋を紹介してくれました。ダム湖などを通り過ぎて、峠の手前で見晴らしのよい場所が見えてきました。それが上の写真です。何とここにはずっと探していた茶色い毛をしたボーフォールの牛が放牧されていました。見えずらいかもしれませんが、右下の川の辺りから左に見えるのが牛の群れです。標高は1800mほどあり、雨の振っていることもあり、体感温度は15℃ぐらいで、とても寒いです。車から降りて、近くて見ようと思います。( Facebook にアカウントがある方は、上の写真をクリックすると詳しい写真をご覧頂けます。)8.15(8:00)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記2

アヌシーの湖畔で足漕ぎボートに乗って楽しむ大の大人達。目が輝いています。


8月12(金)午後1時、アヌシー空港に着きました。しかし、困ったことがありました。何とレンタカーの会社の窓口がありません。カウンターには、「14時以降に電話してくれっ!」って内容の張り紙があるだけです。しかし、こういうことはよくある事なので、じっと待合室の椅子に座り、マンゴーでも剥いて2時になるのを待ちました。SKYPEで電話をして、結局タクシーを呼んで、アヌシー駅にあるレンタカー会社まで行きました。せっかくの旅なので、こういうことで気持ちが沈まないようにしたいです。それでは、本題です。アヌシーの湖上では、ヴァカンス客が大勢詰め掛けていました。驚いたのは、子供や若者だけじゃなくて、親や老人までもがみな真剣にボートに乗ったり、泳いだりしていることです。数日しか休めないと、つい始まる仕事を考えて、あまり無理をしない日本人の大人とは真逆です。全ての日本人が、2週間以上の休みが取れる社会になって欲しいです。8.14(8:30)

フランス・サヴォア地方のチーズ旅日記1

パリ・オルリー空港から40人乗りの小型プロペラ機でアヌシーに飛びます。


8月12(金)の夕方、無事にパリに着きました。気温は、22度ほどでTシャツ一枚では、肌寒い感じがします。久しぶりに感じた爽やかさです。今朝は、オルリー空港から写真のような小さな飛行機で、アヌシーに向かいます。10年ぶりのアヌシー、楽しみです。8.13(11:30)



フランス・サヴォア地方のチーズの旅日記(2011年8月)