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北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ・ボルゴターロ)のチーズとポルチーニ(きのこ)とクラテッロ(生ハム)の旅日記




北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記28

南フランスのルネさんから届いた素晴らしいやぎのチーズ。ランジス市場のチーズコーナーは、全部冷蔵庫なので、美奈子店長はスキーに行く時のような格好をしています。


4月18(月)朝11時、ランジス市場のチーズの取引先に行って、昨年12月に輸入して以来、2回目のルネさんのチーズを見ました。何度見ても美味しそうです。今回は、たくさん仕入れることができましたが、2週間以内には完売してしまうほどの人気があります。一度食べたり、使ってみた人やコックさんがまた欲しいと言ってくるチーズというのは本物です。私達もこんなチーズを知って、本当に良かったと思っています。ルネさんを紹介してくれたチーズの師匠のイヴさんに感謝しています。4.18(15:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記27

ミッシェル、いつも私達の要望をしっかりと聞いてくれ、適切な方法を教えてくれます。いい奴です。


4月18(月)朝9時、ランジス市場の取引先で、ミッシェルに会いました。スペインの生ハムのハモンセラーノを見せてくれました。写真のものは、骨無しなのでスライサーで薄く切ることができます。書類の管理をしている人がヴァカンス中なので、来週には、日本に輸出できるかどうかの必要書類を送ってくれるようにお願いします。ミッシェル、本当にいい人です。ぼくもミッシェルのようなおっさんになりたいです。4.18(15:00)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記26

早朝のランジス市場に歩いて入る美奈子店長。今日も元気です。


4月18(月)朝8時半、パリ・オルリー空港から285番のバスで、BELLE EPINE まで行き、そこから徒歩でランジス市場に着きました。徒歩だと入場料はかかりません。今日は、この秋に輸入したいポルチーニ茸とスペインの生ハムのハモンセラーノ、そして、生ハムのスライサーの調査があります。また、フランス産のチョコレートも探したいと思ってやってきました。来週だとちょうどイースター休暇で休みになるようだったので、今日に来られて、ラッキーでした。4.18(15:00)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記25



4月17(日)お昼頃、ミラノマルペンサ空港にレンタカーで到着しました。無事に1,200kmを走りました。この時が、最もほっとする瞬間です。車の中に忘れ物が無いかどうかを確かめます。そして、必ずやることが、写真を撮る事です。まずは、ガソリンのメーターです。これを写しておけば、あとで法外な請求が来た時に対処できます。また、車の周りも撮っておきます。そして、どこに車を留めたのかが分かるように一枚撮ります。今回は特に最初からガソリンが満タンではなかったので、返却時に同じ残量でも、それで元と同じであることを理解してもらわなければなりません。こうした用意を終えたら、駐車場にいる係りの人を探して、ダメージとガソリン量について確認してもらい、サインをして控えをもらえばOKです。夕方パリに着きました。月曜日の朝に、ランジス市場でおいしいチーズを追加注文してから、日本に帰ります。4.17(22:00)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記24



4月16(土)お昼頃、PARMA の市街地を散歩しました。ピンク色の石でできた八角形の有名な建物の近くにジェラーテリアがあったので、食べることにしました。 見るだけでどれも美味しそうだと感じます。私が好きなのは、ピスタッキオとノッチョーラなどです。3EURで中ぐらいのカップに3種類のジェラートを入れてくれます。今回は、ココナッツとマンダリンにピスタッキオを選びました。イタリア製のジェラートマシーンは、日本では何百万円もするそうですが、なんとかこういう機械も輸入できたら、もっと手軽においしい北海道産の牛乳を使ったジェラートが作れるのにと、食べながら考えていました。4.17(15:20)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記23



4月16(土)午後、CIBUS TOUR で興味を引いたのが、AFFETTATRICE(生ハムのスライサー)です。しかも、これらは電動ではない昔ながらの機械なのです。刃はとても鋭く2年に一度磨くだけで、10年以上も使えるとの事でした。小さいもので10万円。写真のように足と台が付いた一体型なら、100万円以上もすると言われて気持が引きましたが、見ているだけでも楽しくなるような洗練されたデザインと存在感がありました。パルマでこのクラテッロを知ってから、チーズ以外にも食肉加工品にも興味がわいてきました。いつか生ハム専門店を札幌で出すことになったら、この業者の方にお願いして、ぜひ輸入して毎日使いたいと思います。 4.17(8:20)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記22



4月16(土)午後1時、再び Fiera di Parma で開かれている CIBUS TOUR に行きました。SlowFoods のコーナーでは、ワインや地元のサラミやプロシュート、クラテッロをその場で味わうコーナーがありました。私達は、クラテッロを注文しました。スーパーや専門店などでクラテッロの価格を見てきました。一般的なもも肉の生ハムの2〜3倍しています。この一皿で100gあるかないかぐらいですが、9EURで断トツに高かったです。サラミや生ハムのミックスの前菜は、5EURでした。薄く切ったクラテッロの味はやっぱり最高です。クラテッロを知ってからは、今までの生ハムは柔らか過ぎて、脂肪分も多いと思うようになって、好きでなくなりました。一方、クラテッロは熟成期間が長い分だけボディーが引き締まっていて、うまみも増し、香りがとてもいいので大好きになりました。この時は、一緒にワインも飲みたかったですが、これから各ブースを回る度に、試食を勧められることが予想されるので、あまり飲んだり食べないようにしました。4.17(7:40)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記21



4月15(金)午後3時、Fiera di Parma で開かれている CIBUS TOUR に行きました。偶数年毎に開かれる食品見本市のCIBUSとは、比べ物にならないくらい小規模です。ビジネスマンが取引の為に出会う場というよりは、一般消費者がいろいろなメーカーと出会える催し物会場という感じです。例えて言えば地域の物産展のようです。でも、こういう規模の見本市なら、私は好きです。各出展ブースでは、ゆっくりと生産者の人と話ができました。ところで、パルマ開催ということもあって、あのパルミジャーノ・レジャーノのマスコットのねずみも応援に来ていました。多くの来場者のリクエストに応えて、一緒にカメラに収まっていました。とても人気者でした。それと以前に見た時は、一匹だったのですが、どうやら仲間がいることも今回分かりました。そして、また一つ分かったことは、ねずみも疲れて休憩するらしいということです。^^)さすがにタバコは吸っていませんでしたが、コーラは飲んでいました。暑い中、大変なお仕事だと思いました。4.16(22:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記20



4月15(金)朝10時、チーズマーケットで輸入しているクラテッロを作っている AURORA 社を訪ねようと、FELINO に行きました。ちょうど、製造責任者のアンドレアがいたので、いろいろな質問をしてみました。たとえば、クラテッロの切り面は、どのようにして保存したらいいのか?とか、クラテッロを厚さ何ミリに切ると、一番美味しくなるのですか?とか、クラテッロの硬い部分の美味しい食べ方は何ですか?とかいろいろと質問しました。そして、どの質問も身振り手振りを交えながらも、イタリア語で聞けて、そしてイタリア語の答えをある程度理解出来たので、勉強してきて良かったなぁと思いました。実践経験を積むと語学の習得はぐっと早くなると実感できました。4.16(22:00)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記19



4月15(金)朝11時、Collecchio にあるホテルから今朝やっているはずのメルカートに行こうと思い市街地を歩いてたところ、商店街の一角にはちみつ専門店があったので、立ち寄りました。迎えてくれたのは、ラウラと父親のエンリコでした。私達がはちみつも輸入していると話すと、いろいろな味のはちみつを教えてくれました。今は、ちょうど一番在庫が無い時期のようで、この5月から9月にかけて、たくさんのはちみつが採れるので、あとからメールで知らせてくれるようにお願いしました。気に入ったのは、さくらんぼのはちみつと、アランチャ(オレンジ)のはちみつ、それとタイムのはちみつでした。どれも25kgぐらいから輸入できるということなので、私達でもやれそうだと思いました。4.16(21:50)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記18



4月14(木)朝8時、MY ONE HOTEL AYRI を出て、トスカーナ方面の南に車を走らせて山に向かいました。あのポルチーニの生産者のミルコさんに紹介されたミケーレ一家が作るパルミジャーノ・レッジャーノの工場を Bedonia に訪ねました。朝5:30から始まったチーズ作りは、9時過ぎから動きが多くなります。レンネットで凝固した牛乳(カード)を道具を使って細かく切ったり、温度を上げながら水分を取ったり、銅釜の下に沈んだカードを引き上げたり、カードを二つに切って布で包み込み、銅釜から上げたりする作業が続きます。このチーズ工場のチーズ職人は、ミケーレのお母さんでした。女性のカザーラには、初めて出会いました。この後でパルミジャーノ・レッジャーノを熟成させる倉庫に行きました。縦一列に20個のパルミジャーノ・レッジャーノが、はるか上まで積み上げられいます。14,000個もあるとの事でした。正に「パルミジャーノ・レッジャーノの銀行」という感じでした。4.16(21:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記17



4月13(水)は、 MEDESANO にある MY ONE HOTEL AYRI に泊まりました。1月以来ですが、今回はとても楽しみにしていました。というのもここの夕食はイタリアの家庭料理の味だからです。料金は、一人15EUR。バイキング形式のアンティパスト。そして、プリモピアット(パスタ料理)、セコンドピアット(肉料理)が運ばれてきます。また、ミネラルウォーター1リットルとハウスワインが1本も入っています。お勧めは前菜は左上の写真のように充実していることです。野菜がたくさんあるので、旅行者にもありがたい内容です。野菜のグリージャ(なす、ズッキーニ、トマト、パプリカ)、トマトとモッツァレラのサラダ。ハムのサラダ、茹でたジャガイモ、にんじん、さやインゲン。生のレタス、オリーブ、ゆで卵、生ハム、サラミの盛り合わせ、リコッタなどなど。どれも好きな分だけ食べられます。お客は、美奈子店長ともう一人の女性以外は、みな働く男達です。道路工事や土木工事などに従事しているお腹が空いた男達には、好きな量だけ食べたり飲んだり出来るこのホテルレストランは、最高です。最後にこのホテルで働いている人達もみなフレンドリーで、仕事をてきぱきとこなす素晴らしい人達だからこそ、連日満室になるほどの人気があることを付け加えておきます。こんな素敵なホテルは、私達が年に50泊以上をイタリアやフランスでして、1回当たるかどうかのホテルだと思います。4.14(21:50)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記16



4月13(水)。マネージャーのピエール・ジョルジョと直売店でパルミジャーノ・レッジャーノを味見していると、カザーロのジャン・ピエールがやってきました。突然の私達の要望にも関わらず、工場内を案内してくれることになりました。これは幸せです。でも、工場内での写真撮影はしないでほしいと言われました。同じぐらいの歳じゃないかと思っていたら、奥さんのシルビアーナは、同じ1962年生まれで、彼は1歳若かったです。歳の話でも盛り上がりました。彼らに渡した自己紹介文に、私の e-mail の中に 1962 の数字があったのがきっかけでした。こうしてチーズの話だけじゃなくて、津波の事や外国語の違いや幸せ、仕事などについても話が出来る相手は、やっぱりいい人というか心に余裕のある人です。時間に余裕があるというか、包容力があるというか。ジャンの作ったパルミジャーノ・レッジャーノは、札幌や日本で厚い支持が得られると直感しました。4.14(19:00)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記15



4月13(水)午後3時、BORGO VAL DI TARO 町で、パルミジャーノ・レッジャーノを作っているCOOPERATIVA にやってきました。午前中に行ったミルコさんの紹介でした。新らしい人とつながる時のきっかけは、とても大事です。というのも最初にマネージャーのピエール・ジョルジョが私達に聞いたのも、「どうやってここを知ったの?」という質問でした。そうなんです!週に2日しか営業していなくて、しかも店が住宅街にあるチーズマーケットにやってくる人は、何かしらのチーズやチーズマーケット好きの人とのつながりがないと来られません。だから、美奈子店長もピエールさんと同じように初めてのお客さんに聞きたくなるのです。そして、「あー、なんだあの人の友達だったのね!」ということで、より親近感が湧いて、精一杯にお相手をしようという気持ちになるのです。だから、ピエールさんにミルコさんの話をしたら、ピエールさんの顔もたちまちなごんで、その後の商談もすいすいと進みました。最後に直売店で食べさせてもらった、パルミジャーノ・レッジャーノの26ヶ月と40ヶ月ものは、フルーツのように甘くて、しゃりしゃりのうまみもあって、モンターニャ(山)のパルミジャーノ・レッジャーノの特徴がとてもよく出ている美味しさでした。ぜひ、輸入して、チーズマーケットのお客さんに食べて欲しいと思いました。あー、山の奥まで来て良かったです。4.14(19:00)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記14



4月13(水)午前10時、BORGO VAL DI TARO 町で、生や冷凍のポルチーニや瓶詰の製品を製造販売しているミルコさんに会いに行きました。たしか5年前のCIBUSでパンフレットだけもらったことがあると美奈子店長が、思い出した会社でした。家族経営で小さくやっているのが、まず素晴らしいです。そして、いろいろなポルチーニの話を聞いたところ、生のポルチーニは、生産量も少なく放射線の検査証明書の取得に必要な費用と日数を考えると、日本に輸出するのは困難であることが分かりました。でも、乾燥のポルチーニやオイル漬けのポルチーニなどは、可能性があると思うので、今後検疫さんとも相談して、輸入したいと思いました。ミルコさんは、とってもいい人でした。こういう人と取引できたら、仕事がますます楽しくなると思いました。日本の仲間に自信を持ってお勧めできることが分かって、ここまでやって来て良かったとしみじみしました。4.14(18:45)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記13



4月13(水)午前9時、パルマの南にある MEDESANO からさらに南に向かって走り、山脈がある町を目指します。目的の町は、BORGO VAL DI TARO でポルチーニで有名な町です。町に着いてまずやることは、情報収集の為にオフィス・ド・ツーリズモを探すことです。ここには、素晴らしい女性がいました。上の写真の右、エリーザです。英語も話せるエリーザは、とてもエネルギーに溢れ、反応が早くて、的確に私達の願いを叶えてくれました。ポルチーニの輸入がしたいと話すと、すぐに生産者に電話をしてくれて、「今から行ってもOKよ。」と会う約束まで取り付けてくれ、車での行き方まで丁寧に教えてくれました。やる気満々で仕事をしていて、人との係わり合いを好むこんなすごい人は、なかなか出会えません。好きだなぁー、こういう人は。4.14(18:35)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記12



4月12(火)午後4時、ミラノから高速道路を走り、パルマの北にある村に着きました。ここには、1月に会ったディエゴが作るパルミジャーノ・レッジャーノの小さな工場がありました。朝のうちに電話をして、会う約束をしていました。この時間から夕方の搾乳をしていたので、その様子を見せてもらいました。ここでは、100頭の牛は全てホルスタイン種で、オーガニックの認証を得て、BIOのパルミジャーノ・レッジャーノを作っています。実際に作っている場所は、ここからかなり遠く離れているので、明日にでも見せてもらうことにして、最初に牧場の様子や搾乳の様子を見せてもらいました。風通しのいい牛舎で牛達は、穏やかに暮らしている様でした。値段と味のバランスを考えて、輸入するかどうかを決めたいと思います。4.14(15:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記11



4月12(火)午朝9時過ぎ、5枚の Invoice を持って、 Samantha に会いに行きました。生ハムのスライサーの他に、マッジョーレ湖近くで採れたアカシアのはちみつ25kgも一緒に札幌まで送ってくれる段取りが出来ました。今後のことを考えて、イタリアに来た時に、仕入れて輸出する方法や IVA の還付方法などをおしえてもらいました。このスライサーの消費税は20%もあるので、もしも還付が成功すれば、相当安く日本で売ることが出来ます。ちなみに輸入する時の関税は0%です。私の計算が正しければ、日本までの運送料を払ったとしても、現地イタリアの店で買うのとほぼ同じ値段で買えることになると思います。飲食店の仲間達は、きっと大喜びするだろうなぁー。4.14(15:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記10



4月11(月)午後3時、 Pombia にあるホームセンター Mercatone Uno に Invoice を発行してもらいに行きました。上の写真のようなサービス窓口にクレジットカードで買った時の控えを出して、お願いしました。というのもイタリアから日本に輸出する時に、Invoice がないと無理だと朝行った運送会社の Samantha から言われたのです。ただのレシートだと一体誰に売ったものかが分からないので、無理だというのです。でも、こういった事務的な細かい要求をイタリア語で表現できない私は、イタリア語に直したメモをお願いして作ってもらいました。その紙を窓口の人に見せると、Invoice を作ってもらうことができました。作る時に必要なものは、顔写真の付いたパスポート、国際運転免許証などの出生地が分かる身分証明書です。また、IVA というイタリアの消費税の還付もあるので、税関(DOGANA)に出す為にもこのInvoice が要る様です。13台のスライサーを3軒で少しずつ買ったので、結局全ての店をもう一度回ることになりました。でも、とてもいい勉強になったので、苦労したとか、時間が勿体無かったとは思わずに、とても良かったと納得しています。消費税の還付の方法やタイミングについては、分かり次第またお知らせしたいと思います。機械の輸入が出来るようなれば、イタリア製の自転車やバイクだって、輸入できるようになっちゃうんですから・・・。^^)今度の展開が楽しみです。4.12(6:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記9



4月11(月)午前11時半、Oleggio で朝市を見ました。お洋服から金物、野菜や肉まで何でもあります。出店の数は100店に近くありそうです。イタリアで飲食店の仲間から頼まれたエプロンを探すのも楽しみです。でも、いいものがありませんでした。というかイタリアではかっぽう着型がほとんどで、ひも付きの前掛け型のエプロンは見かけませんでした。エプロンならフランスだと再認識しました。でも、面白い店もありました。売っているおじさんが、魅力的というか面白い人なのです。FILAなどのブランド品のスポーツウエアーを売っているのですが、市販品じゃないんです。アウトレット品というか売り出す前に作る試作品やSAMPLE品を独自のルートで仕入れて、格安で売っているのです。このおじさんの人柄があるからこそ出来る仕入れだと思いました。話しかけると、日本の津波のことなどを聞かれました。やっぱり、商売と違う世間話ができる人は、人生を楽しめる人だと思いました。イタリア語で相手をしてくれたので、会話の練習にもなって楽しかったです。お礼に少し買いました。4.12(6:20)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記8



4月11(月)午前11時半、Gallarate にある運送会社にクラテッロのスライサーを持ち込んだ帰りに、朝市を見ることにしました。路上にある駐車場に車を留めようとして、通りがかりの女性に料金を聞いたところ、いいことを教えてくれました。60分以内だったら、無料になることと、駐車を始める時に、車のフロントガラスにある紙製の時計の針を合わせるといいというものでした。上の写真の様に、レンタカーを借りると、この時計があることは知っていましたが、使い方が分からなかったので、とてもいい出会いになりました。さっそく、11:30ぐらいに合わせて、買い物に行きました。もしも、私達が60分を過ぎても戻らない場合、警察官がこの時計を見て60分を過ぎていると判断すれば、違反切符を切るそうです。4.12(5:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記7



4月10(日)午後2時、とても暑くなってきました。昨日、ホテルの窓から見えたお隣さんは、どうやらはちみつ農家さんの様でしたので、これはチャンスだと思い扉を叩くことにしました。迎えてくれたのは、 奥さんのカーラさん。話を聞くとお父さんのニーノさんは、元々空軍のパイロットだったようで、30年ほど前から趣味ではちみつ採取をしていましたが、退職した今はこれを本業にしているとの事でした。輸入に必要な書類について話をして、買うことに決めました。月曜日の朝に生ハムのスライサーと一緒に空港近くの運送会社に持ち込み、札幌まで届けてもらう計画です。北イタリア産の透明感のあるアカシアのはちみつです。アカシアのはちみつは、最高です。寒くても固まらないのがいいです。小瓶に入れて、買い易い値段にして、日本の皆さんに食べてもらいたいです。これは本当にいい出会いになりました。運が良いと思います。4.11(6:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記6



4月10(日)午前10時、今日も朝からいい天気です。ここから20kmほど北にあるマッジョーレ湖に行くことにしました。ちょうど湖畔の広場では、テントを張った出店がいくつもありました。トスカーナやウンブリアからの生産者の農産物(チーズ、サラミ、生ハム、ホカッチャなど)の販売やアクセサリーや絵、お洋服などもありました。ここで、ポルチーニの瓶ものを見つけたので話を聞くと、生のポルチーニも9月頃から扱うと教えてくれたので、名刺を交換しました。このご夫婦(ジョバンニとマリーザ)はとてもいい人だと分かりました。こういうところからも新しい出会いが生まれ、その結果おいしい物が札幌に届くようになるのです。自分の出会いを信じることが出来るようになって、本当にいい人生になってきたなぁと実感しています。4.11(16:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記5



4月9(土)午後3時、とても暑いです。27度ぐらいあるそうです。10度以下の気温で過ごしている私達にとっては、一気に真夏のようで、汗びっしょりです。そこで生ハムのスライサーを買う途中に見つけたジェラート屋さんに入りました。3つの味が選べて、2.70EURでした。チョコレートとピスタッキオとアマレッティでした。どれもとてもおいしいです。今日はアイスクリームやカキ氷が合う日でした。そういえば夜は、ピッツェリアでコップ一杯のビールも飲みました。普段はめったに飲まないビールでしたが、とてもおいしいと思うほどの気温でした。今日からの2泊は、 OLEGGIO の近くにあるホテルです。 4.10(16:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記4



4月9(土)午後から、3軒あるホームセンターをまわりました。延べ80kmも走りました。お目当ては、クラテッロを切る電動のスライサーです。1月に来たときに、200EURぐらいで買える事を札幌の飲食店さん達に話したら、俺も欲しい、俺も、俺も・・・ということで、あっと言う間に14台ほどになりました。在庫を考えるととても一軒の店では間に合わないと思い、イタリアに来てからネットで Mercatone Uno がある町を調べて車で買い集めました。今日中に何とか12台を買うことが出来ました。月曜日に取引先の運送会社に持ち込んで、来週の日曜日に札幌に着くようにお願いします。もちろん私達のスライサーも手に入れました。チーズ以外にもこうして現地に来て、さっと輸入手続きが出来るとはありがたいです。いい家具があったら、ついでに運んでもらおうかなぁー。^^) 4.10(16:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記3



4月9(土)昼に GALLARATE にある持ち帰り専門のピザ屋さんに行きました。親子でやっているようです。待っている時に座る椅子があったので、ここで食べて言いかと尋ねると、OKだったので、二人で1枚を頼みました。と言うのも、大きさを聞くととても大きかったので、二人で分けることにしました。サルシッチャとトマトとチーズのピザで、5EURでした。おまけに250mlのコカコーラの缶もくれましたが、これは飲まないので、気持ちだけもらいました。こんなにサービスしてたら、儲からないんじゃないかと心配になりました。また行きたくなるとてもおいしいピザでした。4.10(16:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記2



4月9(土)午前10時、ミラノ・マルペンサ第2ターミナルに着きました。シャトルバスで第一ターミナルにあるレンタカー会社で、FIAT・パンダを借りて、いざ出発と思ったら、ガソリンが満タンでないことに気が付きました。それと、車のグレードも予約したものよりも小さかったので、もう一度、事務所に行って、話をしました。デジカメで写した写真を見せて、満タンでないことをダメージレポートの紙に署名と共に記入してもらいました。契約よりも小さい(安い)車だったので、その代金の差額の返還については、車を返す時に交渉したいと思います。イタリアでは、レンタカーを借りる時には、外装のダメージを見るだけではなくて、フロントガラスの小さな傷やワイパーの有無、ドアミラーの破損やタイヤとタイヤホイールの破損の有無などにも気を付けないといけません。後から請求されない様に。4.10(16:30)

北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ)のチーズの旅日記1



4月9(土)午前7時、パリCDG空港からミラノマルペンサに向かいます。今回は、初めて easyJet を利用しました。日本でネットから予約しておくと、チェックインで並ばなくて済みました。朝日が出て、今日もいい天気のようです。この飛行機に乗って、驚いたのは、座席指定がないことでした。並んだ順に好きな席に座ることができるのです。確かにこれならみんな早くから並ぶし、着席に掛かる時間も少なくて済むので、経済的にもエコにもいいようですね。でも、機内持ち込み荷物がたった1個なので、準備が大変でした。4.9(7:45)


北イタリア(ミラノ・パルマ・フェリーノ・ボルゴターロ)のチーズとポルチーニ(きのこ)とクラテッロ(生ハム)の旅日記