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4月(2009)フランス・コルシカ島のブロッチュなどの羊のチーズの農家を訪ねる旅日記



いつもの様に昼食は、アウトドアで食べます。今日は、さっき買ったばかりの羊のチーズをおかずにパンを食べます。私の赤いスーツケースが、テーブルになります。

 

このコーナーでは、年に4〜5回訪ねているヨーロッパ各地から、旅の様子を現地よりすぐにレポートしています。今回は、初めての訪問となったフランス領のコルシカ島です。主に北部の地域を回り、羊ややぎを飼い、チーズを作っている人達に出会うのが目的です。




フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報17

少し緊張していたのか、昨日の笑顔が撮れなくて残念でした。


23(木)の午後12時に、昨日出会った羊飼いのおじさんのところにもう一度行ってきました。
MUSAさんという名前でした。狩人の様な帽子を脱ぐと、写真の様な穏やかなハンサム顔です。
隣にあるアントーヌさんのチーズ工房にミルクを納品して、おいしい羊のチーズが出来上がります。
今回食べた羊では抜群の美味しさでした。こんなおじさんに私も成りたいと思いました。4.24(7:00)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報16

まるで冬山で狩りをしているかのような毛糸の帽子をかぶり、楽しそうに働いていました。 搾乳を終えて、牧草地に帰る羊。一度に12頭の搾乳が出来ます。

4月22(水)の午後4時半ごろ、美奈子店長が調べてくれていた羊の農家を訪ねました。犬が2匹いるだけで
留守なのかと思ったら、畜舎の裏の方で羊の搾乳をしているおじさんがいました。真空ポンプの音が大きくて、
私達の呼ぶ声が聞こえなかったようです。柵を越えて入っていくと、毛糸の帽子で耳まで覆われたにこやかな
おじさんが立っていました。一目見た瞬間、こんな人を探していたんだと感じました。とても幸せそう。4.22(22:30)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報15

スーパーU(Folelli)の入り口近くに店を持つジョゼフさん。彼は1968年生まれでした。 早速、乗って来たレンタカーに取り付けました。(冗談です。)

4月22(水)の午後、羊の農家を訪ねる前に少し時間があったので、HYPER「U」に立ち寄ると、
入り口近くに合鍵を作る店があり、ユーロ車のナンバープレートがありました。何種類かのプレートが
ありましたが、好きな文字と数字に出来ます。買い物をしている間(30分程)に作ってもらいました。
プレートの右端の「2B」と黒い顔の絵から、コルシカ島の車だとフランス人なら分かります。4.22(22:00)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報14

搾乳前なのか犬も人間も座ってのんびりと時間を過ごしています。 山羊のチーズを包んでシールを貼ってくれました。

4月21(火)の午後4時過ぎに、やぎのチーズを作る農家を訪ねました。2年前まではミルクを売るだけだ
ったオリヴィエさんは、おばあちゃんからチーズ作りを教わり、地元スーパーなどに売っています。彼女の作る
トムは、今回の旅で最も印象的なチーズでした。狭くてカーブの多い山道を何十kmも慎重に走った甲斐があり
ました。今はCEEナンバーを持っていないので輸出は出来ませんが、将来が楽しみな生産者です。4.23(9:30)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報13

生まれて間もない赤ちゃんは、ベーベーと高い声でよく鳴いています。 この先に畜舎があります。向こうには、山羊が放牧されていました。

4月21(火)の午後、Biguglia から山岳地帯を目指して走りました。この地域は、平坦な土地が無い為に
畑作は適さず、主に牧畜が行われています。上の写真は、羊と山羊を飼う農家の牧場ですが、まるで崖の様に
急な斜面なのに、羊はのんびりと草を食べています。人間なら斜面を上り下りするなんて無理です。搾乳時
以外は、外に出て自然に生えた草を食べています。島のチーズが美味しい理由は、この環境だからです。4.22(7:50)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報12

若きご主人、ニコラさん。お客さんから愛される仕事をしていて素晴らしい人間です。 Auberge de Tesaで検索してみてください。全体の写真です。部屋数は8つ。TEL;04 95 60 09 55

4月19(日)から2泊したのは、あのやぎのチーズを作っているフォーチュネさんのお隣にあるオーベルジュ
TESA
です。朝夕の2食付き1泊が、一人60EUR(約7,800円)。しかも、レストランで38EUR
のフランス料理のコースです。ワイン代もミネラルウォーターも込みでした。良い物を安く提供する人は、
やっぱり愛が深い良い人です。「美味しいから高い。」って言う人には、近寄りたくない。4.21(22:00)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報11

ブルビ・コルシカ。こうして円形のチーズが木枠で押されて 息子さんも一緒にチーズを作っています。

4月20(月)の午前11時半、MONTICELLOで羊のチーズを作るフランソワ・フォンダッチさんを
訪ねました。昨日から泊まっているオーベェルジュのニコラさんが案内してくれました。半地下にある工房で、
息子さんと二人で四角い形をしたチーズを作っていました。その作り方が面白いです。四角い型枠にカードを
入れずに、最初に円形のチーズを作ってから、左上の写真のように木枠で押して四角にするのです。4.21(14:30)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報10

イタリア語会話のルーカに似たフランクさん。 お父さんもいけてます。包容力ありありです。

4月19(日)の午後3時ごろ、オリーブを搾ってオリーブオイルを作る搾油所(フラントイオ)に行きました。
ここの収穫はイタリアよりも随分と遅く、2週間前に終えたほどです。品種はサビーナ種100%で、主に地元
コルシカのスーパーに卸しているそうです。息子のフランクさんが案内してくれました。お礼にオーストラリア
産のドライマンゴーなどをあげると、とても喜んでくれました。いろいろ輸入しているんだなぁと驚かれました。4.21(8:30)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報9

Fortune SAVELLI さん。7歳になるロンタちゃんにも会えました。 出来たばかりのヤギ乳のブロッチュ。食べるのは初めてでした。

4月19(日)の午後4時ごろ、フォーチュネさんが作ったヤギ乳のブロッチュを食べました。まだ湯気が出る
ほど出来立てです。80リットルの鍋を煮て出来たブロッチュは、500gの容器でわずか12個。羊乳製も
食べましたが、どっちも美味しいです。塩味のリコッタという味わいで、塩分があるだけ日持ちもします。4.20(7:50)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報8

沸騰するまで焦がさないようによくかき混ぜていました。 リコッタとほぼ同じ作り方ですが、ミルクを足さない、塩が多く入れるのが違う点です。

4月19(日)の午後1時半から、ヤギのチーズを作っている農家を訪ねました。昨日、今日の訪問をお願いして
いました。フォーチュネさんは、一人でチーズを作っています。ずっと見たかったヤギ乳のブロッチュの作り方
です。80リットルの鍋に入ったホエーを煮ている途中で塩を入れて、丁寧にあくを取っています。4.19(21:00)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報7

何と運がいいんでしょうか? 偶然にも羊飼いのおじさんに出会い、そして様子を見せてもらえることになりました。 羊は臆病ですが、今はミルクを搾る時間だと分かっているのか落ち着いて順番を待っています。

4月18(土)の夕方6時ごろ、羊飼いのアンリさんに出会いました。110頭のコルス種の羊を飼っていま
す。これから搾乳をするというので、見せてもらいました。赤ちゃんと若い羊を除く羊から搾っています。
ミルクは、羊のチーズを作っている工場に出荷しています。20頭を搾ってもバケツ1杯ほどです。4.19(13:00)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報6

車でゆっくりと走っていると右手に羊がたくさんいたので、写真を撮りました。 海からも近い平坦な地域牧畜が行われています。

4月18(土)の午後、海岸線の町I’lle−Rousseからいよいよ内陸に向かいます。今日の宿がある
Belgodereは、標高300m位ある山に出来た町です。その途中の道で、羊の群れが見えたので、静か
に近づいて様子を観察しました。羊は、コルス種です。いろいろな毛の色がありますが同じ種です。4.19(6:00)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報5

コルシカと言えば羊や山羊のチーズが豊富です。でも、ここのマルシェはとても小さくて、参加している店は2個だけでした。 旧市街にある小さな朝市(マルシェ)ですが、自分で作ったお菓子を売るおばさんと八百屋さんだけでした。

4月18(土)の朝、CALVIで開く朝市(マルシェ)を見に行きました。朝9時前だったせいなのかどうか
分かりませんが、出ているのは2店だけでした。観光客がとても多い町だからなのか、どうも全体的に物価が高
い気がします。予定を変更して別の町(I’lle−Rousse)のマルシェに向かう事にします。4.18(10:30)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報4

夕暮れの港です。山に夕日が当り、赤く染まってきれいでした。 旧市街を歩いていると、オリーブの木がある場所で、海が見えたので写真を撮りました。

4月17(金)の午後3時すぎに、コルシカ島のCALVI(カルヴィ)に着きました。初上陸です。
気温は19度で暖かいです。空港でレンタカーを借りて、市内のホテルに行きました。左の写真は、
そのホテルの4階の部屋からの風景です。眼下にはヨットハーバーと観光フェリーの港があり、抜群
の景観です。遠くに見える高い山には、白い雪が残っています。あの山の向こうには羊が・・。4.17(21:00)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報3

ガショーンのヤギのチーズが欲しかったんです。 イヴさんに会うのが楽しみです。

4月15(木)の朝10時半すぎに、ランジス市場にフランスチーズを買いに行きました。日本から
メールで注文ができますが、どんな新しい生産者がいるかを見てみたいと思って現地に来ます。今回は、
昨年6月に行ったペラールさんのやぎのチーズ(左写真の白い筒状)やポルトガルのケーヨ、ブルゴー
ニュ地方のウォッシュタイプも買いました。また、イヴさんに明日コルシカ島に行くと言うと、お勧めの
小さな生産者を地図で教えてくれました。オルリー空港から金曜日の午後1:20に飛びます。4.17(5:40)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報2

3つの店舗を回りましたが、最初に行ったこのお店が私達には最高の店でした。 味付けをしたオリーブもありましたが、私達は出来るだけ添加物の少ないオリーブを選んで輸入しています。

4月15(木)の朝9時、予め調べておいたランジス市場内にあるオリーブの実を扱う店を訪ねました。
慣れないフランス語で話しかけると、相手の方は英語で話して来たので、驚きました。もし何か急に
連絡を取りたい時も、自分で出来ます。こうした環境は値段以上に大事です。この店とは長い取引きが
出来そうです。新らしい5種類のオリーブを仕入れました。その中には、あのリュックもあります。4.16(20:00)
フランス・コルシカ島の羊のチーズ旅情報1

BELLE EPINEのSFRのお店。待たされるのは、覚悟しなくてはいけません。 3G携帯でインターネットに接続できるサービス。

4月14(水)の夕方、オルリー空港近くのショッピングセンター、BELLE EPINEに行って、携帯電話
会社の一つ、SFRで3G携帯電話方式でパソコンをインターネット接続できるキーを買いました。フランスに
居住していない私には毎月支払う契約は不利なので、使う分だけを払うプリペイド式を選びました。代金は69
EUR。キャンペーン期間中とのことで、SFRに登録する書類を出すと、6週間後に30EURのクーポンが
届くそうです。これだけだと3時間しか使えないので、翌日「2週間以内なら8時間使える接続プラン」も買い
ました(28EUR)。SFRの携帯電話がつながる地域ならどこでも利用できるので、仕事でネットをよく使
う人にとっては、本当にありがたいサービスです。山の奥は無理でも、町の中ならつながります。4.18(7:30)


4月(2009)フランス・コルシカ島のブロッチュなどの羊のチーズの農家を訪ねる旅日記