水牛モッツァレラのチーズの作り方2(モッツァレラ・ディ・ブッファーラ・カンパーナ) |
2.これがモッツァレラになる前のカードの様子です。ごつごつといいますか生地の粗い木綿豆腐の硬いもののように見えました。ここで食べても、ヨーグルトのような酸味が強く味が無いので美味しくないそうです。 |
3.機械の前に立っている職人さんが機械の中を覗き込んで、新しいカードを入れるタイミングをうかがっています。 |
4.しばらくすると、どかっとバケツ一杯のカードを機械に入れました。機械の上からは熱そうな蒸気がたくさん出ています。工場内は天井が高いとはいえ、湿度は高く感じられました。職人さん達はみなTシャツにエプロン、長靴の正装です。 |
5.見えづらいですが、緑色の棒が回転して、カードを掻き混ぜています。また、職人さんは、右手でが短いバットの様な棒を持って、モッツァレラに何度も挿してその伸び具合をチェックしていました。 |
6.準備OKで、手動で注ぎ口を開くと、出来たばかりのモッツァレラが流れてきました。光沢があり、飴細工のような美しさがありました。この時点でも美味しそうに感じます。 |
7.そのモッツァレラを別の職人さんが長い棒でまたまた掻き混ぜています。びろーんとよく伸びます。 |
8.7のモッツァレラの受け皿の下は、下の写真のようになっています。左のモッツァレラの回転ドラムには、作りたいモッツァレラの大きさの穴がたくさん付いています。(このドラムを交換することで、いろいろなサイズの水牛のモッツァレラを作ることが出来ます。)その穴に先ほどの熱々で弾力のあるカードが収まり、モッツァレラが次々に作られていました。そして、それらが塩水の入った長いプールにポトンポトンと落ちて行きます。 |
そして、塩水に漬かったモッツァレラがここで初めてソルティング(塩をしみ込ませる工程のことです。)ことになるのです。次回は、この長いプールで見たモッツァレラの話しをしたいと思います。 |
水牛モッツァレラのチーズの作り方2(モッツァレラ・ディ・ブッファーラ・カンパーナ) |