黒トリュフや白トリュフの探し方(イタリア・トスカーナ州のサンミニアート村) |
上の写真がNACCI社の敷地内です。右が自宅兼事務所、そして奥に店があります。いろいろなトリュフ製品を求めてアメリカやドイツからも観光客がレンタカーやバスで訪れるそうです。そして、向こうに見えるのがトリュフが採れる小高い山です。高さは100mもないと思います。 |
上の写真が、ステラというお母さん犬です。ヴィエリおじいさんが大好きで、おじいさんに喜ばれようと上手にトリュフを見つける素晴らしいトリュフ犬です。ステラには子供がいて、現在立派なトリュフ犬に成る為に訓練中でした。 |
上の写真は、そのヴィエリおじいさんが土からトリュフをほじくる時に使う道具です。ゴルフのパターの様な形でした。この棒で犬に方向を指したり草をけ散らしたり、杖代わりにしてもたれたりといろいろ使えます。さて、いよいよ出動です。トリュフを探しに行きましょう。 |
小さな橋を渡り森の中に入っていきます。橋を渡るとおじいいさんは、犬に付けていた縄を外しました。もうステラは相当嬉しいようで千切れそうな位にしっぽを振って走り出します。道路の左右にある溝に入って、ずっと溝を走ったりしています。しかし、いつでもおじいさんの位置を目で確認しながら前に進んでいます。おじいさんと山に入って一緒に遊べるんだと興奮気味です。 |
ここでステラが立ち止まりました。すかさずおじいさんはステラに聞いています。トリュフなのか?ただ遊んでいるだけなのか?と。犬もかまって欲しい・遊んで欲しいので、時々立ち止まってトリュフがある振りをするそうです。でも、そんなステラのこともおじいさんはちゃんと見抜いています。どうやらここには無いと判断しておじいさんは歩き出しました。 |
ステラもばれたのが分かったのか、諦めてつぎの場所におじいさんの後を追って行きました。これから本当に目の前でトリュフが見つかるのでしょうか?胸がドキドキしていきました。(つづく) |
黒トリュフや白トリュフの探し方(イタリア・トスカーナ州のサンミニアート村) |