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ロックフォール・カルル社での青カビをチーズに植えつけるタイミング



このコーナーは、チーズマーケットで輸入している数社あるロックフォールを現地南フランスのチーズ製造現場から写真と共にお伝えしています。今回は、ロックフォールにある美しい青かびが一体どのようにして生まれるのかについてのお話です。分かりやすく解説していきたいと思います。

 

1.これが以前お話したロックフォールに付ける青カビを洞窟から集めるための固焼きのパンでした。

 

2.このパンを近くで見ると、ロックフォールになる青カビがぎっしりと付いてます。しかし見た目は真っ青というよりも、灰色のような感じがしました。

 

3.この写真以降は場所が変わります。ロックフォールがロックフォール村の洞窟に運ばれる前の段階のチーズ工場でのお話になります。下に見えるのは、羊のミルクが入っていた浴槽のような大きなバットです。ミルクが固まりカードとホエーに分かれたところでこのバットからカードをすくいロックフォールの型枠に入れています。

 

4.次にバットをはさんで向き合った職人さんがそれぞれ2つの容器にカードをきれいに手で詰めていますね。おっと、もう一人何やら手に持ってその間に割って入るではありませんか。

 

5.そうなんです。これがまさにロックフォールの青カビを出来立ての白い杏仁豆腐のようなカードに振りかけていた場面なのです。それが終わると2つの型枠を合わせて一つにします。これでロックフォールの原型が出来ました。

 

6.さて、ここで先ほどの職人さんが振っていた道具を見せてもらいました。うーん、これはレストランの厨房で見かけるようなコショウ入れにそっくりです。そうなんです、これにあのロックフォールの青カビが粉末状に入っているのでした。

 

7.できれば青カビの実物も写真に撮りたい。お願いして手に平にかけてもらいました。うーん、やはり、青くありません。灰色に近い色でさらさらとしていました。

 

1.これロックフォールの第一段階が完成です。2つの型枠を合わせた部分、つまりロックフォール中心部分に青カビが多くあることになります。




(補足説明)このチーズ工場はロックフォール・カルル社のものです。カルル社ではこのように青カビを粉末状にしてカードにかけていました。一方、パピヨン社などは、青カビを一旦何かの液体に溶かして、その溶液をカードにかけているようです。このように同じロックフォール作りでも、、各社ごとにやり方が少し違うようです。


ロックフォール・カルル社での青カビをチーズに植えつけるタイミング