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パルミジャーノレッジャーノの外形をぐるっと紹介します。



今回は、チーズマーケットで輸入しているパルミジャーノレッジャーノを360度ぐるっと全てをお見せしたいと思います。まず全体のパルミジャーノレッジャーノの表面のイメージを捉えて頂ければと思います。そして、それぞれの記号の意味するものについては、いつどの段階で付けられたのかと合わせて解説していきたいと思います。

 

1.これが正面から見たパルミジャーノレッジャーノです。パルミジャーノレッジャーノであるかどうかは、この真ん中の焼印が目印です。この画面の右側に90度進んだ表面の様子は、次の写真です。

 

2.画面の真ん中から右に読んでいくと順に、「CONSORZIO TUTERA」と「2002」の文字が見えます。さらに「DOP」と書いてあります。また表面全体に縦向きに、「PARMIGGIANO REGGIANO」といくつも刻印されています。この画面の右側に90度進んだ表面の様子は、次の写真です。

 

3.左上には丸い刻印があり、「I08/248 CEE」とあります。そして正面には、黒く焼いた刻印があり、「EXTRA PARMIGGIANO REGGIANO」とあります。一体これらは何なのでしょうか? この画面の右側に90度進んだ表面の様子は、次の写真です。

 

4.ここにも2の写真で見たのと同じ文字が見えます。さらに回転させて、1周させてみます。

 

5.これでほぼ1周しました。やはりここにも、「DOP」の文字が見えます。




 

6.これがパルミジャーノレッジャーノを上から見た写真です。中央より少し左に何やらマークが見えますね。何なのでしょうか。



今回、ご紹介したパルミジャーノレッジャーノは、とてもいい状態の手本の様なチーズです。色が均一で、チーズから油脂分がにじんでしっとりとして艶も抜群です。そして形。大きく歪まず、ほぼ太鼓型になっています。また中身のチーズも大きな隙間などの空洞が無く、みっちりと締まっています。(ハンマーで叩くと音の違いで中が空洞になっているかどうかが分かるそうです。)このような素晴らしいパルミジャーノレッジャーノを一度記憶しておくと、違うメーカー製のパルミジャーノレッジャーノを見てそれが良いかどうかがすぐに分かります。この後の回で登場する別のメーカー製のパルミジャーノレッジャーノが、いかに悲しいものかが納得できると思います。


パルミジャーノレッジャーノの外形をぐるっと紹介します。