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チーズ中で最も季節感のあるモンドールの工場を見学しました。(ドゥー県・ドゥー)



ポンタリエのホテルから朝8時半にチーズ工場の職人さんが迎えにきてくれました。一段と雪が降ったので、夏タイヤの車があちこちで立ち往生していました。今朝も氷点下3度ぐらいです。10分ぐらいでポンタリエの隣町、ドゥーに着きました。ここの標高も800mぐらいだそうです。ちなみにモンドールを作れる地域は全て標高が700m以上のところに限られているそうです。


工場の社長さんとチーズ学校の女生徒さん。


ミルクが固まったので、カードを切りその後スコップのような道具で15分ほどかき混ぜます。しばらくするとカードがまるでマシュマロのような大きさと柔らかさになっていました。これからホエーをすこし抜き取り、モンドールの型に入れていきます。

ベテランのチーズ職人のおじさん。気さくな方で笑顔が素敵です。

モンドールの外周にエピセアの樹皮を巻きつけます。この樹皮をチーズに固定するために大きな輪ゴムでとめていました。みなさん、朝6時半ごろから働くそうです。

ヴァシュランチーズの小さな工場のPoulet さんご夫妻

チーズ作りには、近くにあるチーズ製造の学校の生徒さんが数人ほど実習にいらしていました。どの人もやる気満々のエネルギーを感じます。将来は自分のチーズ工場を持ちたいという方もいらっしゃいました。素晴らしい味のモンドールがある処には、素晴らしい人達が働いていらっしゃるという事が今回の見学からも強く感じました。


チーズ中で最も季節感のあるモンドールの工場を見学しました。(ドゥー県・ドゥー)