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札幌で木造の注文住宅の建築(屋根の作り方。)



今回は、5月26日から31日までの工事の様子をまとめました。工事は屋根作りが中心です。低気圧の影響で28日の日曜日は大雨が降り、その後31日までは小雨が降り続いて材木が濡れびたしになりました。4日間もずっと雨ざらしですが、木材は大丈夫なのでしょうか?

防護ネットもつき、本格的な工事の予感がします。

以下にこの日に気が付いた事や構造の様子を5枚の写真から振り返ります。


 

1.写真は、5月26日の屋根の様子です。水平方向の柱に対して上下に向かう太い板を5本付けました。この後更にその間と間に板を取り付けていきます。

 

2.3階の高さから見た夕陽。コープさっぽろ(市民生協)の看板の近くにオレンジ色の太陽が見えました。ここは第一種低層住居専用地域なので、3階建ては無理ですがこの視界が3階なんだなぁと思いました。

 

3.これは南側を見た様子です。これだけ見晴らしがいいと気持ちいいです。写真のようにオレンジ色の厚手のフィルムがありました。屋根の防水のためなのでしょうか?大工さんに聞いてみようと思います。

 

4.1のような屋根だったのが、27日(土)には写真のようになりました。あとは屋根に板を敷き詰めれば、多少の雨ならしのげます。

 

5.30日、屋根の板も張り終えました。この南側の面に京セラ製の太陽光発電のパネルが載る事になります。約5kwです。

 

6.屋根の下の部分です。写真の奥の壁板も張られました。



北海道は雪が多いので、今回の様な三角屋根の家はとても少ないです。落雪の問題があるために無落雪タイプの水平な屋根が主流です。その一つは、スノーダクト方式と言う屋根の中心にスノーダクトを持ったもの、そしてもう一つは、ルーフフラット方式と言う屋根を平らにしたものです。太陽光発電をしたかったので、勾配付きの屋根に横桟の雪止めをつけた構造に決めました。一シーズンで計6mにも及ぶ積雪がある札幌では雪対策は重要課題です。どの形の屋根でも屋根の下の断熱が決め手です。家の中の暖かい空気が屋根に伝わらない事で、積もった雪が融けずに乾いたままになり、風で吹き飛びやすくなるというのです。この結果、屋根の雪の重みが家に与える影響を少なくする事が出来るとのことでした。


札幌で木造の注文住宅の建築(屋根の作り方。)