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イタリア(シチリア島)の高速道路の運転方法(料金所の通過編)


10月14日(2005)、ローマからカターニャに飛び、カターニャ空港でAVISレンタカーを借りました。今日からシチリア島をぐるっと回ります。8月のフランスのノルマンディー以来の左ハンドル。また、いきなり本番で公道を走ることになりました。こんな時、もし少しでも現地イタリアの道路事情などの予備知識があれば、運転にも余裕が出来てきます。そこで今回は、高速道路の料金所のゲートの選び方のお話です。


左はテレパス用のゲートがあることを示し、右側は窓口があることを示しています。

上の写真のように料金所が近づくと看板が現れます。写真が鮮明ではないので良く見えませんが、この標示は、日本で言うETC(イタリアではTELEPASSといいます。)を利用する人は左側を走り、窓口でお金を払いたい人は右側を走りなさいという意味です。


料金所まであと700mです。

さらに料金所に近づくと、上の写真のように700mといった標示も出ています。そして、いよいよ料金所に着きました。


料金所のいろいろなゲート。

レンタカーに乗っている人は、車にTELEPASSは装備されていないので、現金で支払わなくてはなりません。そこで、入るゲートはフランスの時と同じく右寄りのゲートを目指すように進路をとります。上の写真では、右端と2つ目が現金が使える窓口のあるゲートです。3つ目はTELEPASSの券を持っている人用のゲートで、4つ目がTELTEPASS(ETC)用で停止せず通過するだけで決済できるゲートです。


現金が使える窓口のあるゲート。

上の写真は別の料金所のゲートの様子です。このような案内図があれば、イタリア語が分からないドライバーでも、「あっ、係りの人がいる窓口だ。」とすぐに分かっていいと思いました。


イタリアの高速道路では、日本とは逆で2車線があれば右側車線には遅い車が走るようになっています。安全運転の面からも、なるべくいつも右側車線を走るように心掛け、料金所も現金で支払える右側にあるゲートにすんなりと入れるようにしたいものです。あわてなくてもイタリアの高速道路は日本よりも道は広く、制限速度も120km前後と速いので、早く目的地に着くことができますから。


(Catania OCT 2005)


イタリア(シチリア島)の高速道路の運転方法(料金所の通過編)