この「００１７７」は、ローマ暦を使ったこのモッツァレラチーズの消費期限を示しています。えっ？　と思われるかも知れませんが、これは、６月２６日のことです。

つまり、１７７とは、一年３６５日の中で最初の日（元旦）から、１７７番目の日である事を意味します。１月は３１日、２月は２８日、３月は３１日、４月は３０日、５月は３１日ありますね。これを全て足すと１５１番。「００１５１」は、５月３１日だと分かります。ということは、１７７ー１５１＝２６日。よってこのモッツァレラの消費期限は、６月２６日となるのです。

ではなぜ、ローマ暦を使うのか？　それは、輸入された国ごとに暦の表示がバラバラなので、時として違った解釈をして誤解を招くからです。例えば、もし04-02-03と表示されていれば、４月２日（2003年）なのか２月４日（2003年）なのか２月３日（2004）などと誤解が生まれるからのようです。

（注）今年のように閏年の場合、２月を２９日として計算するのかどうかは、今のところ不明です。分かり次第、お知らせします。

ローマ暦での消費期限の表示がモッツァレラにも使われている