| TOP |  お買い物方法 |  オリーブオイルの話 | 空輸されたオーガニックのエクストラヴァージンオリーブオイル |

オリーブオイルの使い方(ホタテのソテー)社長編


オリーブオイルは食生活のあらゆるところで使っていますが、今回はホタテのソテーの作り方を紹介します。北海道は、新鮮な帆立貝が安く手に入ります。そんな時には、パンにも合うおかずとしてホタテのソテーを作って美味しく頂いております。北海道に住んで、地元でとれる魚介類や野菜が豊富なことは驚きです。そうした食材を使ってのお料理は私の楽しみの一つになりました。


1.材料(一人分)

刺身用のむき身ホタテ(貝付きでもOK);2個から4個(お好みで)、エクストラヴァージンオリーブオイル;大さじ1杯、風味の落ちたオリーブオイル(あれば);大さじ1杯、塩と胡椒;少々、レモン;お好みで。


2.料理方法

むき身の帆立を部位毎に分けます。

 

1.手でむき身を写真のように貝柱とひも、はらわたに分けます。はらわたも食べられますが、今回は捨てました。むき実ですとなるべく大きなものを買うとよりおいしいです。(年齢が高い貝です。)

貝柱の大きい帆立を選びましょう。

 

2.貝柱は、ペーパータオルで水分をふき取ります。今回のは中々大きくて美味しそうです。刺身で食べたくなるのを我慢します。

塩でもみ洗いすると貝ひもはおいしいです。

 

3.貝ひもは、歯応えが良くておいしいのですが、ぬめりがあります。そこで、写真のように塩をふって、両手でもみ洗いをします。とろりとした汁に包まれてきます。流水で洗いぬめりが取れたか確認します。まだ、あるようでしたら、また塩をふって同じくもみ洗いをします。

常に温度を見ながら、温度を調節します。

 

4.フライパンに火をかけて中・強火にします。1分ぐらい経ったら、風味の落ちたオリーブオイルを大さじ1杯ほど入れてから中火に戻します。塩・胡椒をふった帆立を入れて片面を焼きます。お好みですが、20秒ぐらいでいいと思います。そうすると中心の方は、レアー(生)なので、柔らかくて風味も抜群です。

ガスは電磁波がないので、また使いたいです。

 

5.IHヒーターを使っています。温度管理が楽なのがいいです。オリーブオイルは、150度以上にすると香りの変化が激しく風味を損ないます。写真の温度と強弱の関係を見ますと、オリーブオイルを調理で使う場合には、弱火がいいようです。余談ですが、IHは電磁波が体に影響がどれ位あるのか分からないので不安です。今年はガスレンジに変えようと思っています。

ふたをしないで焼くと帆立の風味が違ってきます。

 

6.片面が20秒経ったら裏返して、ふたをします。火を消して余熱で一分ほど待てば出来上がりです。

中はレアーな帆立のソテー。

 

7.お皿に盛り付けてから、仕上げに風味豊かなエクストラヴァージンオリーブオイルを大さじ1杯を帆立にかけて完成です。帆立はもちろん、このソースがとてもおいしいので、フランスパンにしみこませて頂きます。香り付けにパセリやレモンをかけてもおいしいです。




完成した「ホタテのエクストラヴァージンオリーブオイルソテー、レモンバーム風味」

こんな大きな帆立が2つで、360円でした。

このおかずは、白ワインにもよく合います。帆立を食べ、そしてパンをちぎって食べます。すかさず白ワインを口にすると、調和のとれた風味に「おいしい」とつぶやきたくなり、とても幸せな気分になるのでした。サラダ油などを使わず、良質なオリーブオイルを適度に使うことで、お料理の仕上がりが格段に良くなり、おいしさだけでなく健康になったと思います。


オリーブオイルの使い方(ホタテのソテー)社長編