どうして合わせやすいのでしょうか? それはいろいろなチーズを一時に食べると、どうして塩味が舌にしばらく残ります。そんな時、甘みを感じるレーズンが入っているパンは、よい舌休めと共にチーズの味をまろやかにするからだと思います。逆にチーズを焼いたパンやオリーブパンは塩味を感じるパンなので、チーズをずっと食べる時には、塩味が強まってしまい相性が悪いのです。このような味のバランスを保つために、チーズの盛り合わせには、ドライフルーツやいろいろなナッツが付け合せになることがよくあります。2枚目の写真は、ディジョンの別のレストランのチーズワゴンで付けてくれたパンです。それは正にクルミとレーズン入りのパンでした。私は普段ノ食事では、マスカルポーネなど1、2種類のチーズをパンに付けて食べます。もちろんお料理もあるので、何も入っていない塩味のフランスパンをよく食べています。食事の時には、こうしたクルミやレーズンのパンは食べません。つまり、パンとチーズ以外にもおかず(お料理)がいろいろとある食事だから、シンプルな味のフランスパンが良いのです。しかし、コース料理などで一時に多種類のチーズ食べる時には、テーブルのおかず(お料理)は片付けられています。まさにチーズとパンだけなのです。こうした場面やオードブルとしてチーズを楽しむ時には、フランスパンよりもこうしたクルミやレーズンなどの木の実やドライフルーツの入ったパンがよく合うのです。 |