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URBEISという小さな村の日曜日に大人と子供がいっしょに過ごしていました。フランス・アルザス地方 2008年6月



6月15(日)の午後、山道を通ってUrbeisを目指していました。今日は雨が降っていて気温も10度ぐらいでとても寒いです。
 
まもなく、Urbeisに着きました。この村は、一本の国道が通りその左右には細長い狭い平地があるだけで、すぐ両側には山が迫っています。しかし、この村にはオーガニックで乳製品を作っている農家がいると聞いたので、その人に会いたいと思ってやって来ました。その農家を探していると、多くの人が公園のような広場に集まっていて、釜の様なものから煙が立ち上っているのが見えました。(ただの広場かと思ったらここは保育園の広場でした。)楽しそうなのでちょっと立ち寄ることにしました。作っていたのものは、 タルト・フランべ でした。そのほかにもお母さんたちが家で作ったケーキやタルトを持ち寄って販売もしていました。1カットで0.5ユーロほど。値段よりも家庭で作る食べ物には、人工的な添加物が無いのがうれしいです。この他にビールやワインやジュースの飲み物コーナーもありました。日本の町内会が開く盆踊り会場の様な印象でした。

夏休みももうすぐの様でした。

上の写真の右には階段で上がれます。ここは村役場前の広場です。いくつかの遊戯が楽しめるようになっていて、大人と子供が一緒に遊んでいました。素朴な遊びばかりで懐かしい気持ちが湧いてきました。下の写真では、空き缶を下から上に4つ、3つ、2つ、1つと積み上げて、それを的にしてお手玉のようなものを投げていくつ倒せるかというゲームです。

黄色い台の上に乗ってお手玉のようなものを右の台の上にある缶めがけて投げます。

また、こちらでは、子供たちが首からぶら下げているカードにスタンプを押してもらっていました。ラジオ体操のカードのようにスタンプが何枚かたまるとくじを引けるようで、その番号でおもちゃがもらえるようです。

小学生の女の子と話をするおじさん。話が聞き取れたらいいのにと思いました。

この会場で私達もタルト・フランべやチョコレートケーキなどを食べました。また、いろいろな農家や朝市で買ったチーズやパンなども一緒に食べました。

日本人が珍しいのかコダックの使い捨てカメラで私達を写してくれました。

食事を終えて、目的の農家にやってきました。すると、そこは留守のようでした。同じ敷地内に上の写真のおじさんがいました。とても穏やかな顔をした人でした。一目見てこういう風に歳をとりたいと思うような人でした。今は、息子さんが後を継いでいるようで、ジャンポールさんは、悠々自適の暮らしのようです。犬に曲芸を教えているようで、あとで輪くぐりなどをみせてくれました。フランスはこうした小さな村の人たちが実に楽しそうに暮らしているのをよく目にします。レンタカーで農家めぐりをするのは、本当にいろいろなことを教えてくれたり、自分で考えるヒントを与えてくれると思います。


URBEISという小さな村の日曜日に大人と子供がいっしょに過ごしていました。フランス・アルザス地方 2008年6月