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こんなところにあるパン屋さんって一体?(6月13日)



前回の話で、ローヴ・デ・ガリッグの工場に向かう時に道に迷ったことをお話しましたが、偶然にもパン屋さんに出会いました。

庭には、馬は繋がれていますが、やぎや羊や犬は、自由に歩いています。小さな動物園のようです。

といいましても、上の写真の様な店?と云いますか、古民家で、裏の庭のようなところです。もちろんここに来るまでにこのパン屋の存在を示す看板や道標はありません。しかもローヴ・デ・ガリッグの工場と同じ行き止まりのところにありました。私達も道に迷ったので、何人かの人がいたので、車から降りて声を掛けて初めてパン屋さんだったのだと分かったのでした。只今の時刻は、6月13日の午後6時。パンを買いに来た40歳ぐらいのご夫婦がおっしゃるには、毎週月曜日だけ開くパン屋さんだそうです。うーん、何と私達はラッキーだったのでしょうか? 道に迷ったことも忘れて、それならとパンを買うことにしました。
ローヴ・デ・ガリッグの作り手、フィケさんをご存知だったパンを焼いていたマダム。

先ほどの写真の建物の中央部分の暗いところが石釜のある場所です。この写真のように、2人の職人さんがちょうど釜から焼き上がったパンを取り出していました。


焼きたてのパンで部屋中に熱気と水蒸気がいっぱいで眼鏡が曇りました。でも、とてもいい香りがしました。

その焼き上がったパンを別の2人の若い女性が、石釜の隣にある部屋に運んでいました。下の写真のような天井が低い部屋で、パンの熱気で眼鏡が曇るほどの湿気でした。また、焼きたてのパンの持ついい香りが部屋中にしています。パンは、3種類くらいで、全て固くて、重いパンでした。うーん、全部買って食べて見たいと思いました。

謎のパン屋さん。本業なのか趣味なのか。サークルなのか。来年の月曜日を狙って行きたいと思います。

しかし、疑問が次々に沸いてきます。どうして、週に一度しか営業しないのか。他の日は何をやっているのか? 誰が買いに来るのか? 趣味なのか本業なのか?・・・謎が多い不思議なパン屋さんでした。次回までにフランス語でどう質問するかを調べて、この疑問を晴らしたいと思います。


こんなところにあるパン屋さんって一体?(6月13日)