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山の奥にあるローヴ・デ・ガリッグのやぎチーズの工場に到着(6月13日2005)



6月13日、今日もいい天気です。午後5時半に着く予定でここニーム市からローヴ・デ・ガリッグのある山の奥まで車で走りました。3時間ほどで着くはずが、道に迷いました。昨年に一度、タクシーで行っただけだったので記憶がさだかではありません。携帯電話もないし、道を歩く人は全くいないし。標識はないし、もちろんチーズ工場の看板もありません。細い砂利道なのでミシュランの地図にも載っていません。いろいろな小路を行っては戻りをくりかえし、一時間遅れでやっと見つけました。うーん、こんな所に人が住んでいるなんて、・・と思うくらい人里離れた場所にありました。

ローヴ・デ・ガリッグのチーズ工場の緑の屋根が見えて、ほっとしました。

上の様な道路でした。車が一台通れるほどの幅で、カーブも多く、坂がきつくうっかりすると谷底に落ちそうでした。この道の行き止まりにこのローヴ・デ・ガリッグの工場がありました。緑色の屋根が見えた時には、宝ものを見つけたように、とてもうれしかったです。でも、やぎ達にはいいようです。この辺りには、やぎさんたちのご馳走のハーブなどの草が自然に豊富に生い茂っています。人間が植えたものではないので、いわゆるオーガニックといいますか自然の恵みです。搾乳が終わるとやぎは野に放たれます。そして思う存分食べられるのです。

ローヴ・デ・ガリッグの工場から見える景色

雪は年に2日ほどしか降らないそうです。冬も温暖でこのように起伏のある地形はやぎの飼育に適しているそうです。また、大地は岩だらけで歩くのにもやぎなら平気なようです。


フィケさん一家は、工場のすぐ近くのこのような古い民家を改装して住んでいらっしゃいます。

ローヴ・デ・ガリッグを生産するフィケさんご一家。家族の絆が強そうで、みな仲がいいです。ここでは、やぎは70頭ほど飼っていらっしゃいます。お父さんとお母さん、それに乳搾りに若いスタッフが一人の3人でやっています。まさに家族経営の小さなチーズ工場でした。



山の奥にあるローヴ・デ・ガリッグのやぎチーズの工場に到着(6月13日2005)