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羊も時々塩を舐めているのです。(6月9日2005)



塩は、人に限らず全ての動物にとって必要なものなのでしょうか? 全ての動物について調べた訳ではありませんが、これまで取材してきたチーズに関係する牛ややぎも岩塩を畜舎でなめていました。今回は羊ですが、やはり塩の塊が放牧場に置いてありました。

羊毛を刈り取られてすっきりした羊とそうでない羊が混ざっています。(南フランス、アヴェイロン)

牧草を食べたあとで、数匹の羊が水飲み場にやってきました。私達を発見して警戒しながらゆっくりと近づいてきました。そしてすぐに美味しそうにごくごくと水を飲んでいます。しばらく飲んだ後で皆が近くにある白い石が3、4個ほど置いてある処まで進んで行きました。そして下を向いてそれらをなめているではありませんか。そうなんです。 これが塩の塊だったのです。今日も快晴の空で、まぶしい太陽の光が羊たちを照りつけています。水分はもちろんのこと塩分も生きるために必要なのですね。

こうした岩塩は牛ややぎの場合も置いてあります。

しかし、人間と違うところは、塩をなめた後でまた水飲み場に行って水を飲んで口直しをするのかと思いきや、まるで何も無かったように、さっさと草原の方に向かって走り出したことです。しょっぱくないのかなぁとちょっと心配になりました。


羊も時々塩を舐めているのです。(6月9日2005)