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イタリア鉄道のローカル線でも新型車両なら、パソコン用の電源ソケットが席にあります。



イタリア国内を走っている特急列車には、いろいろあります。ユーロシティ(EC)やユーロナイト(EN)、インターシティ(IC)、インターシティノッテ(ICN)、ユーロスター・イタリア(ES)などなど。こうした列車には、各席にパソコン用の電源ソケットが備わっていることが多いようですが、今回の旅(5月2008)でモデナからヴェローナまで行く時に乗ったレジョナーレ(R)というローカル普通列車にも同様にパソコン用の電源ソケットが備えてありましたので、写真でお知らせします。


モデナからヴェローナ行きのローカル列車。新型車両の様で、2階建て仕様でした。

上の写真の様にこの新型列車は、一部2階建てでした。私たちはスーツケースが重たかったので、2階建て車両の1階部分に席を取りました。席に着くと窓側にある壁の下の方にその電源ソケットがありました。その上に見えるのは、ごみを入れる箱でした。ソケットの形状は、もちろんイタリア型のC型です。


座席の窓側の壁には、電源ソケットがありました。その上に見えるのはごみ入れです。

この他にも面白い物がありました。それは、下の写真の電光掲示板です。次の停車駅名と予定到着時間が示されています。現在のスピードも刻々と変化しているのが分かります。また、何と言ってもイタリアでは頻繁に起こる遅延の時間も出ています。モデナを出る時には5分遅れだったのですが、その後時速150kmで走り続けたせいで、遅延が2分に縮まりました。運転手さんの頑張りが見えてくるようでした。その他には、室内の気温と外気温度も表示できる優れものでした。

各列車の前と後ろには、電光掲示板がありました。現在の速度や次の駅の名前と到着予定時刻、それに外気温度も表示されていました。

イタリアの鉄道の運賃は、安いと思います。帰りには、ヴェローナからミラノ・中央駅までをES(ユーロスター)という特急列車を利用しましたが、「Amica」という20%の割引をして頂いて、二人で24EUROでした。割引制度にもいろいろなものがあるようですので、調べてみたいと思います。最後に  Trenitalia  へのリンクを貼っておきますので、いろいろ見てみると面白いと思います。今回の列車の旅もとても楽しいものとなりました。



イタリア鉄道のローカル線でも新型車両なら、パソコン用の電源ソケットが席にあります。