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シチリア島(イタリア)のオリーブオイルとワインの旅日記 2004(10月21日)


このオリーブ農園を管理するおじさん。毎日体を動かしているので健康そうです。人なつっこい笑顔が印象的でした。
オリーブオイルではなく、食用にする実はネットを敷いて木から落とすのではなく、このように首から籠をぶら下げて、慎重に収穫していきます。

一面に広がるオリーブ畑。収穫シーズンの10月からは、天気のいい日だけに朝7時
から夕方4時までにスタッフ総出で行います。小さなトラクターがいっぱいになると
その都度、加工場に運びます。ご覧のとおり、首に籠をぶら下げて、手で一つ一つも
ぎ取ります。収穫にちょうどいいオリーブは、ちょっと引っ張るだけでポロリとひと
りでに取れてきます。食用のオリーブは、このように青いうちに収穫します。黄ばん
でくる頃では、もう柔らかくなっていまい、”いい歯ごたえのオリーブ ”に仕上が
らないそうです。2時間ぐらいの労働でしたが、背中が痛くなってきました。オリー
ブを食べる時には、このおじさんを思い出して感謝して頂こうと思います。




シチリア島産の食べるオリーブは、手摘みで慎重に行います