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オリーブオイルの搾り方・作り方(2.オリーブからオイルを取り出す。)



オリーブオイルの作り方を工程を追って解説していきます。
2回目は、オリーブの実からオリーブオイルを絞る工場のようすです。(OCT 2004 Sicilia Italy)
つづきは、こちらをクリック。

オリーブからオイルを取り出す工場前 工場にオリーブを持ち込む農家のおじさん。笑顔がすばらしい。 オリーブオイル搾油所の全景 収穫されたオリーブがベルトコンベアーで
1.夕暮れに農家のおじさんたちが収穫したばかりのオリーブを運んできます。 2.都会では見かけない素晴らしい笑顔のおじさん。顔は人生を写しているなぁーと感じました。 3.オリーブオイルを搾る工場を Oleificio や Frantoio とイタリアでは云います。 4.収穫されたオリーブがベルトコンベアーで運ばれます。
オリーブ実を水洗い オリーブ実だけにします。葉や枝はあじを落とします。 きれいになったオリーブ オリーブ実の収穫を砕きます。
5.コンベアーからオリーブが水槽にジャブンと浸かり、ここで汚れとごみを取り除きます。 6.シャワーを浴びて、さらにきれいに。枝や葉などもここで除かれます。 7.これできれいなオリーブの実だけに選別されました。次は実をペースト状に細かくします。 8.オリーブが急な勾配を昇り、破砕機に送られます。
オリーブのパテの出来上がり。 パンに付けたいくらいおいしそうなオリーブのパテ。 いいオイルが取れます様に。 オリーブオイルの遠心分離機
9.破砕機ですっかりペースト状になったオリーブが撹拌槽に送られます。 10.これが撹拌槽です。石油のポリタンク2個分ぐらいの容積です。これが計4つありました。 11.このまま30分ぐらい撹拌を続けます。よりオリーブオイルを出しやすくするためです。低温で行われます。 12.次に遠心分離機にペースト状になったオリーブが流れてきます。話し声が聞き取れないほどの音を出しながら高速回転しています。
オリーブ実実には水分も豊富。 オリーブオイルの搾りカスです。 オリーブオイルのノヴェッロ オリーブオイルを頂きます。
13.まず、オリーブから固体分と液体分(水とオリーブオイル)に分離します。そして次工程でその液体分から水とオリーブオイルに分けます。 14.これが絞りかすとして出てきたオリーブです。(これを買い化学薬品を使ってオリーブオイルを絞りだし、それを売るメーカーも。) 15.ノヴェッロのオリーブオイルです。出来立てはこのように玉露のような鮮やかな緑色で青々しい香り。2週間ぐらいするとこの色は消えて黄色味を帯びてきます。 16.時計を見るともう夜の8時すぎ。収穫したら、その日の内に搾りきるのが高品質の条件です。すぐに頂きました。オリーブオイルはまさにオリーブの果汁でした。


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