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メルマガ6号                    

          
                         
----------------Cheesemarket.jp mail news 2003 vol.6 -------------

☆☆☆札幌チーズマーケットからのメールマガジン☆☆☆
http://www.cheesemarket.jp

-------------目次-------------

1)旅の知恵(見知らぬ街の見分け方&パッシーへ行こう。)
2)新入荷のチーズのご案内。(3.14 から 3.24 迄)


------------------------2003/3/13------------------------------

こんにちは、チーズマーケットの山本 知史です。

ようやく道路の雪もなくなり、車も走りやすくなってきました。
(でも歩道には、雪が山になっています。)
メルマガも6号も作るなんて。・・・三日坊主の私には出来すぎです。

さて今回の内容は、次のとおりです。

1)旅の知恵(見知らぬ街の見分け方&パッシーへ行こう。)
2)新入荷のチーズのご案内。(3.14 から 3.24 迄)

今回も全力で本気でやっていきます。


--------1)旅の知恵(見知らぬ街の見分け方&パッシーへ行こう。)---------

海外へ行くといろいろな町を訪ねて見たくなります。でもガイドなしで一人や
数人で散策するのでしたら、それなりの注意が必要です。

旅で一番大切なことは、無事日本に帰ってくることです。

そのために気を付けなければならのは、交通事故と治安です。車はもちろん、
ダンプやオートバイ、自転車が多い町では、注意が必要です。中でも自転車の接
触で大怪我をすることがありますので、学生街は急にハイスピードで飛び出して
くる自転車にも注意が必要です。
また何といっても、見知らぬ人からの接触には、注意しなければなりません。

では、そうしたことを未然に防ぐ為には、どうしたらいいのでしょうか?

次の方法が有効です。

私は地下鉄などから、いきなり上にある見知らぬ町に出ると、すぐに次のことを
観察します。交通量とどんな車種が走っているかと交差点などに人がたむろして
いないかどうかです。時間にして2、3分間だけ。( これがよく当たります。)

用も無く路上に立っている人が多い場所は危険です。明らかに通行人をターゲッ
トにした物売り(偽ブランド)や勧誘(危険な店への誘い)、たかり etc を目的
としています。観光地区、例えばエッフル塔やコロッセオなどには、必ず観光客狙
いのおみやげの押し売りや危険な誘いが多いです。特に、”こんにちは。”なんて
日本語を使い愛想がいいのは、明らかに日本人狙いで、怪しいです。目を合わさず
に無視するのが一番です。(しつこい時には、日本語が理解できない振りをします
。)へんに相手をしてしまい、結局相手の要求するものを買わなかったなどで、怒
りをかい、ナイフで刺されてしまっては、楽しい旅行も台無しです。

またずっと歩いて進んでいくとまた違う質の町になりますので、時折立ち止まって
先の観察をするといいと思います。

私は、安全確保の為にも地下鉄に乗ると車内や駅の壁にある広告を見ます。ヨーロ
ッパなどでは、毎年1月と8月は、バーゲンの月ですが、そんな広告ばかりがあふ
れている駅の界隈は、そうした安い物で人々を呼び込んでいるので、多種・多様な
人が集まり、人の出入りが激しくなり、日本の様にのんびりと歩いていると、ぶつ
かってきて言いがかりをつけられたり、混雑しているのをいいことに掏られたり、
バッグなどをひったくられたりするなどの可能性が高くなります。

また、こうした駅などの広告の他に、街頭でど派手な垂れ幕で、30%、50%、
OFFなんてある店が多い地区(例えば、ノートルダム寺院の北側、市庁舎方面な
ど。)も同じように注意したいです。また、こうした地区は、なぜか道路もあまり
整備されてないようで、穴があったり、ゴミが散らかっていて、足がすべりそうだ
ったり、何かと気を使うことが多くなります。初めて歩く旅行者にとっては、こう
した処は、分が悪いと云えます。

ファストフード(Mドナルド、etc)の近辺を通るときにも私は、自分を少し緊張
させます。安くて人気があるので、やはりいろいろな人が多く、店の近くで立ち
止まっている人たちも多いからです。(別に、Mドナルドが悪いわけでは、あり
ません。)
こうしたことを意識して歩くのとそうでないのとは、起こったときの対処の早さ
が全然違いますし、やはり相手からもスキの無いように感じると思います。


それらを踏まえて、安全で楽しい町の散策に行くのなら、パリでは16区のPASSY
地区をお勧めします。
何故、ここに辿り着いたかと申しますと、事前に調べた結果、チーズ専門店や品質
がちょっといいスーパーマーケット(*1)や常設マルシェ(*2)、朝市(*3)など
が比較的多く点在していたからです。(あとあと書店でパッシーの特集が載ってい
るのも見かけました。ひょっとして有名なのかなぁ?)

パッシー界隈は、エッフェル塔にも近く、歩いていけますし、スーパーや専門店もあ
り、あらゆる買い物に便利です。私は、せっかく海外に来たので、安いだけのものや
どこでもあるものではなく、少々高くても、一味変わった食品を探しにチーズ専門店
やチョコレート専門店、洋菓子店などを見たりして、少しずつ買って回りました。(こ
ういう食品関係の仕事をする上で、いいものを見たり食べたりするのは、役に立つと
考えてのことです。もちろん買う前に良いものかどうかが100%分かるわけではあり
ません。だから買って試したいということでしょうか?)

もうここは、食べ物好きの私には、宝箱のような町で、とても楽しかったです。

また散策すると、そこで生活している人の様子を窺うこともできる活気のある町で
した。(朝には、マルシェの買い物帰りの奥さんが歩いていたり、お昼にお母さん達
が幼稚園に迎えに来たり。)1月に初めて行ったのですが、落ち着いている町で、歩
行者天国のような路地もあり、他の道も大きなトラックが走っていないんです。もち
ろん路上でたむろしている者もいません。そうそう、お婆さんが多い町は、治安はい
いですし、暮らしやすい町だといえます。パッシーには、お年寄りも多かったと思います。

また、パッシーには、ブランド物の店も多いです。(私は全く興味ありません。)
でもこうした店があるということは、治安がいい所だとも言える事に気が付きました。
(店内や路上の交通整理の為に警備員もいたりしますし、何といいますか歩いてい
る客層がいいというか、危険そうな人があまりいなのです。ブランド物を着ているわけ
ではなく、身なりの小奇麗な人が多く歩いていました。)

さてパッシー界隈には、ミニキッチン付きのホテルもあり、利用するといいと思いま
す。パリ中心部のホテルは、設備が古くて狭くて暗くてシャワーしかなくて、朝ごは
んもパンとジャムとコーヒーという感じの簡素なのに、びっくりするくらい高いところが
意外と多いです。でもこうしたタイプは、料金も先のホテルよりも新しい建物で設備
も近代的で、格安なことが多いようです。

毎日荷造りをして宿を渡り歩くよりも、こうしたホテルで2,3日滞在して、近くで買い
込んだ新鮮な食材や珍しい食べ物などをちゃちゃと料理をして、地のワインを何本
か空けて一緒に乾杯すれば、優雅な?パリ生活を楽しむことも出来ます。
(食べたものは、なるべく写真を撮っておくと、次の旅の資料になりますよ。)

ここら辺は、やはり家賃や家も高いそうなので、短期間を少ない予算で、パッシーで
過ごすのもいい思い出になると思います。(私は、300万円で不便な田舎の別荘
やキャンピングカーを買うくらいなら、一泊1万円で様々な国のホテルで、300泊した
方が、いいと考えます。)実際パッシーでも、1万円はしないですし、連泊するほど
料金は、安くなります。


最後にパッシーについてのHPをご紹介します。

参照↓
パッシーの紹介

   左上の男の人のメニューから Alimentation(食料品)を選択すると、チーズ専門店
などが出てきます。

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(*1)ご存知のように、ダイエー、ヨーカドーから始まり、クイーンズ伊勢丹、成城石井、
明治屋、そして紀伊国屋 などと徐々に取扱商品に特徴のあるスーパーになりますが、
フランスでは、Inno などがちょっといいスーパーに当たります。
Monoprix やCasino 、AUCHAN 、Galeries Lafayette(デパート?) 、Carrefour(これは、
ほとんど郊外店)などがそれに続きます。 こうしたスーパーでは、陳列棚においてある
チーズの他、その場でオーダーカットしてくれるチーズコーナーやハムや惣菜コーナー、
パンコーナーもあるので、少量しか買えない旅行者にはいいと思います。
もちろんワインは、どこも充実していました。

(*2)体育館のような天井の高い建物の中に肉、魚、野菜、加工品などの個人店が
営業しています。天候に左右されず毎日同じ店のものが買えるのが長所。

(*3)午前中だけ歩道や広場で開かれる露店の朝市、いわゆるマルシェ。出店者は、
曜日毎にパリ中のいろいろな地区を巡回しているので、お目当ての店が出ていない
日もある。大体9時から13時までやっています。

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まとめると、

1.見知らぬ町では、交通量と車種を観察しよう。
2.路上に不審者がたむろしていないか観察しよう。
3.ブランド店やお婆さんが多い町は、ちょっと安全?
4.買ったワインは、現地で空けて楽しもう。うまかったらまた買っておみやげにしよう。
5.連泊もまた楽しい。(キッチンつきなら、なお楽しい。)

こんな感じでしょうか?

人間は、目でものを見るのではなく、頭で見ているんだと思います。
何を意識するかで、同時に同じものを見ていても、各人で違うものに見えるんだと
思います。

観光ガイド本には、”どこそこは危ない、安全だ。”ということが出ています。けれども
それらをただ一つ一つ覚えるだけでは、応用がききませんし、覚えた場所しか役に
立ちません。一体、普遍的に危険を生む原因や危険を感じる要因とは、何なのかを
自分なりに一度考え、危険ラインを引ける力をつけることが大事だと思います。

ちまたのお昼のTVでは、本質を明らかにせず、ただ、”○○は体にいい。”なんて云
っていますが、同じ事です。何故いいのか、どのように作用し、その後どうなるのかな
どを教えないのでは、思考が積み重なっていきませんし、紹介された以外の食品につ
いては、自分では推測できません。それじゃあ、また一つ一つの食品について、TVを
見てみなければならない状況になってしまいます。(ひとり立ちできない。)


”いいからと全部食べたら、肥満体。”なんて川柳がありますが、・・・。



-----------2)新入荷のチーズのご案内。(3.14 から 3.24 迄)------------

詳しくは、”お勧めチーズ”のページをご覧ください。

参照↓
http://www.cheesemarket.jp/new.htm

特に、カミサード(生のベーコンで包まれたフレッシュヤギのチーズ)と
ブッション・ド・サンセール がお勧めです。

どちらも数量が少ないのでお早めにどうぞ。

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どうぞよろしくお願いいたします。

それでは。

店主敬白
山本 知史

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チーズマーケット
・・・ナチュラルチーズの専門店

おいしいヨーロッパのチーズをもっと手軽に。
TEL 011-765-1116
FAX 011-765-1119
tom@cheesemarket.jp
http://www.cheesemarket.jp/
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