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メルマガ31号(私の健康になるための食事法)


--------------Cheesemarket.jp mail news 2003 vol.31-------------

☆☆☆札幌チーズマーケットからのメールマガジン☆☆☆
http://www.cheesemarket.jp

-------------目次-------------

1)私の健康になるための食事法

----------------------------2004/4/17----------------------------

1)私の健康になるための食事法

(1)以前の食生活は?

学校の先生をやっていた20代の頃は、それはそれはひどい食生活をしていた
と思います。朝は、サッカー部の朝練(朝7時から)に付き合い、おにぎり2
つにお茶。お昼は給食を10分で完食し、夜8時に学校を出て居酒屋やしゃぶ
しゃぶ屋へ。中ジョッキのビールを2,3杯飲んで、焼き鳥や川海老の唐揚げ
やレバ刺しなどなど油っぽいものばかり。寿司も中とろが好き。散々飲んで酔
っ払って、そのまま寝床へ。或いはマージャン。そして、次の日に。

これを続ければ間違いなく、生活習慣病になっていたと思います。チーズマ
ーケットをやれなかったと思います。

この病気の原因には次の5つが考えられています。

(a)食習慣(食べ過ぎ・偏食)
(b)運動不足
(c)ストレス
(d)喫煙
(e)飲酒(飲みすぎ)      
私の場合は、(a)と(e)でした。


(2)食べすぎかどうかが分かる方法

つまり、あの頃は食べすぎだったのです。カロリーオーバーですし、栄養バ
ランスもよくない。

ところで、皆さんは、三食きちんと食べていますか?その食事が毎回、待ち
遠しくなりますか? 朝、腹が減ってしまい耐え切れずに、^^)起きてし
まいますか?

今の私なら、全て「はい」です。

ところが以前の私なら全て、「いいえ」でした。その時はあまり健康ではな
かったと思います。例えば胸焼けがしたり、朝起きても食欲が無かったり、
・・・。

この「健康的か?」について、私は医学的にどうのこうのだから健康だ、不
健康だといっているのではなく、自分の日常生活が快適かどうかを健康的か
という意味で使っています。生活が快適な方がいいですね。

さて、本題ですが、次の食事が待ち遠しいと思ったり、お腹がぐーとならな
いのなら、それはずばり「食べすぎ」です。或いは次に食べるまでの時間が
まだあるということのどちらかです。


(3)規則正しい食事が体や胃にはいい。

私は、三食を毎日ほぼ同じ時間に食事を取ります。9時、14時、そして19
時です。30分ぐらいは前後しますが、ほぼこれを維持しています。間にそ
れぞれ5時間は空けています。また、自営業なので全て自宅で食べます。以
前は出来合いのものを食べていましたが、平日はほぼ全て自炊します。そし
て時折レストランへ食事に出かけ、自分では作れないおいしいお料理を堪能
します。でも時間帯は変えません。

そして、もう一つ大事なことは、「寝る3時間前には、何も食べない」です。
これはとても大事です。これを守ると次の朝、胃がさわやかさなのです。例
えば、夜12時に寝るのなら、9時以降は決して食べない。すると寝て次の
朝の食事まで、胃が空になり、胃も休まるのです。

こうしたリズムを守りますと、胃がこのペースに慣れてくるそうです。空腹
と満腹をリズムよく繰り返すと胃の負担が少ないようで、胃がむかむかした
りしなくなってきます。

(4)間食はしない。

今、私は間食はしません。それは胃の調子が悪くなるからです。では、お菓
子や果物やデザートは全く食べないのか? いいえ、毎日食べています。

でも、それらを食事の時にメインのお皿の後に続けて食べているのです。そ
れも毎回食べます。だから、チョコレートや和菓子が食べられないというス
トレスもありません。食べたいものを三度の食事に振り分けて食べているの
です。つまり、総量は同じでも食べ方が規則的で種類が豊富なのです。「小
腹が空いたら、○○をどうぞ。」だなんて云って、間食させようとするコマ
ーシャルに影響されて食べていては、胃が休まるひまがありません。間食は
絶対にしないのが私流です。

(5)具体的な食事法は?

では、毎回の食事をどうするのか?毎回の食事にもっと時間をかけることだ
と思います。会話をしながら、ゆっくりと食べる事です。また、よく噛むこ
とです。(一口で20回ぐらい?)また、食べる前に今から食べる食品を食
卓にずらっと並べます。例えば、今晩の私の場合は、モッツァレラとトマト
のサラダ、キノコとピーマンと鶏肉の味噌炒め、チーズをのせて焼いたフラ
ンスパン、鮭のソテー、赤ワイン、リンゴジュース、ピクルス、オリーブの
実、いちご半パック、大福、しょうゆせんべい、紅茶、ジャム、マスカルポ
ーネ。(結構食べてるなぁー)

するとこんなに食べるのかと思い、最後の大福まで辿り着けるのだろうか途
中の各食品の量をセーブしたくなります。また、時間をかけてよく噛むと満
腹中枢が働きだして(大体食事してから15分後ぐらいに)、もうお腹がい
っぱいだよんと知らせてくれて、箸が進まなくなります。こうしてゆっくり
食べることで全体の量が少なくても満ち足りるのです。総量が同じでも種類
を増やす事が大事だと思います。そのためには、瓶ものの保存食(オリーブ
の実やピクルスなど)を取り入れると種類が増えていいと思います。

食べずに残った大福があれば、次の食事に回します。そうして主食はもちろ
ん、デザートもいろいろと続けて食事中に食べるのです。

(6)胃の容量は、食べ方次第で小さくも大きくもなる。

人間の体はその時々の環境に対応しようとします。小食だった人もよく食べ
るようになると、その胃は大きくなります。すると少々食べても胃が満腹だ
と感じないので、もっと食べるように脳が命令します。なので一度大食に慣
れてしまうと、なかなか食を細くする事が難しくなるのです。

大食を繰り返すと自分の胃はそれに対応しようと大きくなるそうです。


(7)やっぱりゆっくり楽しんで食べるのがいい。

私は、年に数回はフランスへ行き、いろいろな方と食事をしてきましたが、
ランチといえども十分な時間をかけてもてなしてくれます。あっという間に
3時間ぐらい経ちます。心から食べる事を楽しいでいる国民なんだなぁーと
思います。かといって肥満な人は少ないようです。ゆっくりと食べるだけで、
たくさんの量を食べているわけではないようです。でも、種類が多いと思い
ます。また、3時間ぐらいかけて食事をすると初めに食べたものが、もうあ
る程度消化されているようで、デザートも余裕で食べられました。

以前の私なら、朝ご飯をゆっくり食べるくらいなら、その分もっと寝ていた
いと思っていました。でも今の私は違います。自分の時間を大切にしたいと
思います。それは、何もしなくていい時間を確保するのはもちろんですが、
食事をする時間もしっかりと確保したいと思います。時間はだれでも24時
間しかありません。どう使うかは個人個人の判断ですが、私は食事にたっぷ
りと時間(50分ぐらい)をかけ、楽しんでいます。


でも、何につけ食べすぎは、よくありません。もちろん、チーズも。しかし、
現代社会では、「消費こそが経済を活性化させる。」という暗黙の了解で、
食品会社はもちろん、そこからスポンサー料で経営するマスコミも、「食べ
すぎはいけない。」なんて決して云いません。押し黙っています。逆にあれ
もこれも体にいいから食べましょうの大合唱。しかし、中には食べてはいけ
ない物もたくさん売られています。でも、だれもそれを言わない。

逆に、大食い競争やたくさん食べているシーンをTVで流して、食欲(消費)
を促しているようです。

「食べすぎには胃腸薬を」とか、「食べても脂肪にならないお茶を」とか、
ただでさえ食べ過ぎでカロリーオーバーの現代人に、これでもかとばかりに
いろいろな方法で食べる事を勧めます。
とことん食べさせておいて肥ったら、次は、「簡単にダイエットできる飲み
薬です。」とからくらく運動できる健康器具を売りつけます。「これなら寝
ころがっていても、運動できるんです。」・・・なんて、ラク、手軽、簡単
さばかりをアピールします。或いは、運動が嫌なら、このベルトで腹の出っ
張りを隠しましょうといったあやしい下着も登場します。或いはあごをすっ
きりさせますという化粧品やクリームを売るチャンスもうかがっています。

あー、日本ってとことん大手企業中心の消費社会なんだよなぁー。
(イタリアは元気のいい個人や中小企業が多く、多様性のある価値観があって
好きだなぁー。)

外野から、「やれ飲め、やれ食べろ。」といわれても耳を貸さず、じっくり
と自分の食生活を見つめなおし、自分で決めた食事法を確立しそれをきちん
と守り、継続させるのが健康への近道だと思います。

別に特別な栄養剤やドリンクを飲めばいいのではなく、毎日の食事からしっ
かりと栄養を摂る事が一番大切だと思います。

早く死んだら、ぜんぜん意味がないと思います。

今回はこれくらいで。

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