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メルマガ25号(トラベラーズチェックがヨーロッパ旅行に便利)


--------------Cheesemarket.jp mail news 2003 vol.25-------------

☆☆☆札幌チーズマーケットからのメールマガジン☆☆☆
http://www.cheesemarket.jp

-------------目次-------------

1)ユーロ各国を旅するときの事前準備
(その1 トラベラーズチェックの活用術(ユーロ編))

(1)とってもお得な私の換金方法。
(2)ユーロの空港で換金に便利なのは何処?
(3)ユーロ圏で支払いにTCが使える場所は?


----------------------------2004/3/17----------------------------

こんにちは。最近ますます自信が沸いてきました。といいますのも、チー
ズマーケットで、「これがお勧めチーズ」と思って輸入しますと、それら
がほぼ毎回続いて完売するようになってきたからです。その原因は、なん
といいましてもネットのお客様と店頭のお客様がずいぶんと増えたからだ
と思います。ありがとうございます。中でもこうした一般のお客様の支持
が特に多いのは、やぎやひつじのチーズです。これは私達の想像以上で、
とてもうれしいことです。やぎやひつじのチーズが美味しいと分かって頂
いけているんだなぁーと思います。そうした強い手ごたえを感じて、これ
からもますます新しいチーズの輸入に力を入れたいと思います。

さて、今回は次の1本です。

1)ユーロ各国を旅するときの事前準備
         (その1 トラベラーズチェックの活用術(ユーロ編))

これは、私達がチーズやオリーブなどの仕入れで出かける時にどうユーロ
の現金を求めるかの方法です。皆様にとって、何かのヒントになればう
れしいです。また、もっといい方法がありましたら、教えてください。皆
様のよりよいアイデアをお借りすれば、よりお金を節約して有効に使うこ
とができると思います。まとまったら、続編でお届けしたいと思います。



---------------1)ユーロ各国を旅するときの事前準備--------------------
(その1 トラベラーズチェックの活用術(ユーロ編))

ヨーロッパの旅行にはトラベラーズチェックが便利

今、ユーロは円に対してとても強い。つまり円が弱いんです。弱いと沢山
お金を払わないとチーズや物が買えない。一般の旅行者や輸入を仕事にす
る者にとってはいいことではありません。ちなみに1ユーロ=136円ぐ
らいでしょうか? 100円ぐらいの時に買っておけばよかったなぁー。

さて、私はこうしてトラベラーズチェック(以下、TCと略)を買い使って
います。TCのいい所は、何といいましても盗難にあっても保障されるとい
うことでしょう。現金なら盗まれれば、終わりですが。

まず、概略を述べます。

A)野村證券でユーロ(MMF)を買う。
B)シティーバンクにそのユーロを送金してもらう。
C)シティーバンクでトラベラーズチェックに換える。
D)最初に着いたユーロの空港にある店で、小さい買い物をして現金化。

これまで、日本でユーロの現金を買ったり、VISA/MASTERカードを使ったり、
といろいろと試しましたが、この方法が今のところ、最も交換率が高く、
持ち歩く安全性もあり、いいと思います。

まとめると、今私がやっている方法を各点で見ていい所は、・・・

A)1ユーロ当たり、75銭の手数料で済む。                  
B)無料だから。                  
C)無料だから。                  
D)ペット飲料水等の小額買い物で、無料でTCを現金化出来る。
                  (または、TCの発行元(AMEX)の空港窓口で現金化(無料))

これを一般的な方法でやりますと・・・

A)1ユーロ当たり、1円以上の手数料。
B)3500円から6000円は必要
C)郵便局などでも1%は必要。1EURO=136円なら、1.36円/EUROの手数料
D)TCを現金に交換すると、現地の銀行では1枚のTC当たり、約5EURO必要。

私の方法のまとめとしては、
1ユーロを円で買う時に必要な手数料は75銭だけで済みます。
(1EURO=136円として、0.75/136=0.55%の手数料だと分かります。)

次に、1000EUROを買う費用で比較しますと、
1000*136+1000*136*0.55/100=136,000円+748円=136,748円(1)となります。


一方、一般的な方法の費用を見ると、
郵便局なら、1000*136*1.01=137,260円+現地銀行手数料(注1)5枚*5EURO*136
=137,260円+3400円=140,660円(2)
(注1)1000EUROを額面200EUROのTCで5枚持っているとします。

  つまり、(1)−(2)=-3,912円の差(1,000EURO当で)があります。

もし日本国内でEUROに現金化しますと、1EURO当たり6円程手数料がかりますの
で、もっと沢山のお金が必要になります。
1000*136+1000*6=136,000円+6,000円=142,000円(3)

  つまり、(1)−(3)= -5,252円の差(1,000EURO当で)があります。

私のこのやり方では、郵便局のTCや現金両替よりも、約4千円〜5千円お金が浮
くというこになります。(1,000EURO 当で)

しかし、一方でTCの欠点は、それがユーロ建てでも受け取らない店や或いは手数
料をとる店が多いことです。つまり、何とか早く簡単に使う分だけでも現金化し
てしまえば、カードのような安全性と現金の持つ便利さを同時に持つ事が出来るのです。

それでは、一体何処で換金するのか?

(2)ユーロの空港で換金に便利なのは何処?

まず、TCがAMEX発行のものであれば、フランス・パリならシャルル・ド・ゴール
空港に窓口があるので、無料で現金にしてくれます。でも、探すのが大変ですし、
時間もかかる。そこで、私はCASINOスーパーのコンビニのような店で水などを買い、
支払いをこのTCでします。ちゃんと受け付けてくれますし、手数料もとられません。
写真をどうぞ。  シャルル・ド・ゴール空港  

もちろん、TC(ユーロ建て)を店員さんに見せて、「OK?」と聞くだけで使え
るかどうか分かります。このOKという言葉は本当に優れた言葉です。通じなか
った事は今まで一度もないと思います。

次にスキポール空港(オランダ・アムステルダム)です。
ここは、素晴らしいです。全ての店でTCが使えます。チョコレートを1つ買って、
はい、200ユーロTCとパスポートを渡します。買い物天国空港という感じです。
See-buy-fly(見て・買って・出かけよう???)という黄色い袋に入れてくれます。
「便利にすれば、お客はよく買ってくれる。」という精神に満ちているようで私
達も見習いたいと思います。

次にイタリアは、ミラノもローマもTCの使用には消極的なようです。スペインも
マラガ空港は、ダメッと言われました。(FEB 2004 現在で)「おーい、国際空港
なんだから、ましてユーロのチェックなんだから使えるようにしてよねー。」と
思いましたが、国によりサービスの捉え方が違うようです。国民性なんでしょう
か?それとも偽TC札などの判断が難しいなどの問題から現金のみの扱いなのか?


もしも、ヨーロッパを何ヶ国か回るようでしたら、最初にアムステルダム(スキ
ポール空港)かパリに向かう事をお勧めします。)TCの両替の為よりも、ワイン
もチーズも品数が豊富ですし、特にスキポール空港店の数や扱い品目も多く、価
格も安いと思います。また、ユーロ圏を出る時には、最終の空港で免税の還付の
手続きを一度に済ませますが、この手軽さでもスキポール(Schiphol)空港は便
利です。資源のない小さな国だからこそ、サービスに力を入れているのかも知れ
ません。

(3)ユーロ圏で支払いにTCが使える場所は?

まず、額が大きいのは、泊まるホテルのチェックアウト時です。私達は、泊まる
ホテルのほとんどをネットで予約していますが、その時にTCが使えうるかどうか、
またTCの両替をしてくれるかどうかをメールで確認しています。良心的な所です
と「お一人一日400EUROまで無料で両替します。」などというホテルもあります。
(例;パリのオルリー空港のヒルトンやミラノのマルペンサ空港のHOTEL VILLA
MALPENSA など。)そういう所に連泊するとその日に使うお金だけを両替できる
ので便利です。

こういうホテルに泊まると、これからの旅の行程で、TCを何処で・いくら・現金
化できるかの見通しがつくので、その全てを現金化してしまい、その全てを盗ら
れてしまい、保証されなくなることもないのでいいと思います。

ホテルでは、フロントの担当者で言う事が違うときがよくあります。一度夜に断
られても、翌朝別に人にお願いするとOKと快諾してくれたりもします。
その逆に今日は出来ないと言われることもあるので、先のOKを出したフロント
マンのネームプレートを覚えておいて、切り返せるようにしておくことも大切で
す。使えるということは、おつりも現金でくれるという事です。おつりが10
EUROぐらいだと、お釣りは出ないなんていうフロント係りもおりますので、最初
に確認したメールを印刷してもっていることも大切です。

また、フランスでは、鉄道SNCFの窓口で乗車券を買う時にもTCが使えます。


ご紹介したTCを安く買う方法を実行するには、銀行や証券会社に口座を開くことや、
ある程度の預金をしなければならないなど、この為だけにする価値があるかどう
かは、各個人の判断で変わってくると思います。


このメルマガで一番お伝えしたい事は、今持っているTCをいかに旅先で無料に近
い条件で簡単に両替し、安全性を保ちつつ、より節約できるかという情報なのです。


最後におまけで、次のページを載せておきます。2月のランジス市場訪問の際の
ようすです。(もう、ごらんになった方もいらっしゃると思います。)
初めて海外にパソコンを持っていき、リアルタイムで作ったページでした。

  2月のパリ訪問のようすは、こちらからどうぞ。  

追記(2004.5.19)しました。
  パリ・シャルル・ド・ゴールのアメックスの両替所はこちらからどうぞ。  

メルマガ25号(トラベラーズチェックがヨーロッパ旅行に便利)