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------Cheesemarket.jp mail news 2002 vol.1 ------------------------

   ☆☆☆札幌チーズマーケットからのメールマガジン☆☆☆
                    http://www.cheesemarket.jp
------------------------------2002/12/11-----------------------

こんにちは、チーズマーケットの山本 知史です。
関東では、大雪が降ったようですが、皆さんのお住まいでは、いかがですか?
札幌は、ここ3、4日氷点下が続き、とても寒いです。

先月、皆様方にメールマガジンを始めますと、告知したもののなかなか時間が
取れずにいましたが、やっと出来ました。

今回の内容は、ちょっと恥ずかしいですが次のとおりです。

1)今週のお勧めチーズは、?
2)海外旅行をする時の知恵袋。(ワイン編)
3)マルセイユへ行ってきました。

の3つです。(少なくて済みません。)

余り無理をすると、数回で終ってしまうかもしれませんので、
ご容赦願います。

1)今週のお勧めチーズは、?

今回は、年に数回しか輸入しないチーズが目白押しです。
特にやぎのチーズがいいです。
11月にプロヴァンス(マルセイユ)へ行ってきました。
本当に現地のチーズは、フレッシュで美味しかったです。
今ならその現地の味を、日本で味わえます。

特に☆マークは、なかなか入荷しないチーズですので、
是非お試しください。(数量は、12個ずつぐらいしかありません。)

ローヴ・デ・ガリッグ 70g       860円 ☆
バノン・ア・ラ・フィユ 100g     970円 ☆
このバノンの工場へ行ってきました。丘にありました。
ペライユ・ブレビー 150g       1500円 ☆ (これは、羊です。)
サンマルスラン 80g           580円 ☆(これは、牛です。)
トム・ア・ランシェンヌ 100g     880円 ☆
実は,製法はバノンと同じです。要は、最後に栗の葉で包めばバノン、
表面にプロヴァンスのハーブをふりかければ、アランシェンヌです。
えーっ?って感じでした。

サントモール トゥーレーヌ AOC 250g 1800円
セル・シュール・シェール AOC 150g 1600円
ピコドン AOC 60g          660円

ヴァランセ AOC 220g 1800円
プーリニィー・サンピエール 150g AOC 1400円
ブルー・ド・シェーブル  100g当 680円 ☆
(珍しいブルーのヤギです。青カビは、それほど強くありません
での風味は、やさしいです。)

2)海外でワインを買ったり飲む時に便利なアイデア;
皆さんは、一度海外へ行くと何本ぐらいワインを買いますか?
私は、ワインも好きなのでよく買うんですが、とても重い思いをして
持って帰って来ても意外と美味しく無かったりして、がっかりする事が
あります。そこでいいアイデアがあります。

A)用意するもの;
@本のカバーシール(文房具店で売っています。)350円ぐらい。
予めワインのシールをカバーできる大きさに何枚か切っておきます。
A硬化プラスチック刃のはさみ。(機内に持ち込めます。)
B500mlのペットボトル(水やお茶入り)を4,5本。
C年賀状入れ(葉書サイズのファイルのことです。)

B)方法;
1.現地のスーパーなどでワインを2,3本買い、直ぐにホテルで飲み比べます。
欲しいワインのラベルは、@のシールを貼って、直ぐはがします。

2.Bの水やお茶を旅の中で飲んだ後、捨てずに取っておきます。
ホテルを出るときに残ったワインを入れて帰ります。なるべく空気を
入れないようにいっぱいまで注ぎます。
3.そのペットボトルにはがしたワインのシールを貼って出来上がり。
日本に帰ってからも3週間ぐらいは、これらのワインのお陰で、旅の余韻
に浸れます。ワインは、数日経ってからの方が、美味しくなる事が多いので、
現地で飲んだ時よりも美味しくてびっくり。

4.気に入ったワインは、そのラベルだけはがして、年賀状入れに
しまいます。そのときに買った場所や値段、感想を書いておくと
次回のワイン選びに役立ちます。

ワインボトルのお重さは、だいたい1.5kgぐらいあります。
その半分は、瓶の重さなのです。なのでとても軽くなり便利です。

3)マルセイユへ行ってきました。
初めて南仏方面へ行きました。泊まったところは、マルセイユ。
お正月映画で封切する、”モンテ・クリスト伯”の舞台となった
イフ島もフェリーでいってきました。中世の城郭を背景に美しい地中海にゆらゆらと
海鳥が舞い、心が洗われました。あ、この映画は、お勧めです。やる気が出ます。
何でも学ぶと、きっといいことがあることを教えてくれます。

さて、今回は、栗の葉で包まれたヤギのチーズ、バノンヘ行きました。
バノン村は、人口も数百人の小さな街です。山の中にあるバノンの工場へ。
プロヴァンス全体が、何か北海道の富良野の近くの丘の町、美瑛の丘のような
地域ですが、はちみつからハーブ、ワイン、チーズと気候の温暖さから、
ありとあらゆる農産物が収穫できるようです。道中には、標識も小さいのが
少しあるだけで、人もほとんど見かけなかったので、道に迷った時には、大変でした。
ヤギや羊がのんびりと草を食んでいました。

さて幾重もの丘を越えると、すこし平たい地形が見えてきました。
バノン村です。バノンは、現在AOCのチーズに申請中ですが、
1,2年でその仲間入りになるでしょう。栗の林の中にチーズ工場は、
ありました。作っている人たちは、近くに住むおばさん達ですが、
どの方も化粧っ気がなく、ほっぺが少し赤くて血行の良い健康的な方
ばかりでした。本当に顔のつやがいいんです。

バノンに使う栗の葉も一枚一枚手作業で包んで紐で、結んで出荷していました。
ここでは、トム・アラッシェンヌも作って作っていましたが、違いは簡単です。
表面にハーブを散らせば、トムですし、栗の葉で包めば、バノンなんです。
何か拍子抜けするような事実でした。
出来たてもバノンや熟成したバノンを食べ比べました。
私は、フレッシュな酸味のあるヤギのチーズが好きでした。

また、マルセイユの東のTOULONにも行きました。
温暖でリゾートとしてもいいところです。海岸線が入り組み、
砂州もあり、穏かな海と緑豊かな土地でした。
ヨットハーバーもあり、冬でも7,8度ぐらいあるそうで、
ワインもチーズをはじめあらゆる農産物が豊富で、新鮮でした。
こんなところで暮らせればと、夢がまた一つ増えました。

そういえば、町の眼鏡屋さんに入りましたが、リッチな老夫婦が
なんとなく多いような印象を受けました。チーズ店も行ったのですが、
アフィナージュ(熟成)されたものが多く、スーパーよりもかなり高いのですが、
お客さんはほとんど中高年層で、ロックフォールなんかを500gの塊で
ばんばん買っていたのには、驚きました。日常にチーズが浸透しているのですね。

フランス人にとって、温暖な地中海沿岸のこの地域は、ひとつの憧れのようです。
もう一度、必ず行ってみたい場所になりました。
カンヌやニースは、観光地としても有名なので、ホテルも割高なようです。
でもマルセイユやトゥーロンあたりは、ゆっくりするのには、本当に
いいところです。

そのうち是非、HPでも紹介できればと思います。

今回は、これ位で。

店主敬白
山本 知史
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チーズマーケット
・・・ナチュラルチーズの専門店

おいしいヨーロッパのチーズをもっと手軽に。
TEL 011-765-1116
FAX 011-765-1119
tom@cheesemarket.jp
http://www.cheesemarket.jp/
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