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これが、アップルマンゴーのミニ、ミニマンゴーです。小さいですが濃厚な味わいです。(7月2008沖縄県・糸満市)



7月13日(2008)から17までの5日間、沖縄に行きました。今回は、この旅で見つけたミニマンゴーのお話です。この旅で農産物の直売所や直売店でマンゴーを探しました。ある小さな直売店でこのミニマンゴーを見つけました。

このミニマンゴーは特価で100円でした。だいたいこの量で200円から300円ぐらいだと思います。

一袋で何と100円でした。いろいろ回った店の中で一番安かったです。どうやってこのミニマンゴーを作るのか疑問が湧きました。それで後から出会うことになるマンゴー農家の方に聞いたところ、このミニマンゴーは、2月、2月の受粉の時に、うまく受粉できなかった花の後にできるのだそうです。つまり、受粉がうまくいけば、その花は大きなマンゴーの実を付けることになるのですが、受粉しなかったのでこの大きさ以上には成長しないのですね。

ミニマンゴーは種が小さいので、頬張って種の周りに付いた果肉を食べることができるのがうれしいです。

さて、実際に食べてみましょう。ココナッツミルクのようなクリーミィーな甘さがあってとても濃厚な味でした。今回初めて食べましたが、これはお勧めです。(車にはいつもナイフとカットボード、そして水道水の入った1.5リットルのペットボトルがあるので、車を留めていつでもフルーツを食べることができるのです。)^^)。
 
しかし、このミニマンゴーがたくさん採れるということは、農家の人達にとっては余り良い事ではありません。正常な受粉が少なかったということは、大きな実が出来ないことなので、収量が少ないことを意味します。マンゴーの花が開花する今年2月の沖縄は例年になく寒かったようで、受粉しない花が多かったようです。その為に今年は例年になく多くのミニマンゴーが道の駅や農産物直売所に出回っているようでした。話を伺った糸満市のマンゴー農家の小池さんによると、彼女のマンゴーのハウスでは、その2月の花を一旦すべて落としたそうです。でも翌月には新しい花が咲いて、その花が見事に受粉に成功したそうです。だから彼女のマンゴーは、例年よりも一か月分成長が遅いですが、ミニマンゴーはほとんどなくて、大きな実が付いて、全体の収量も期待できると笑顔で話していらっしゃいました。


これが、アップルマンゴーのミニ、ミニマンゴーです。小さいですが濃厚な味わいです。(7月2008沖縄県・糸満市)