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いちごのおいしい食べ方なら、バルサミコ酢をかけて



春の季節のおいしいものといえば、いちごです。私も大好きな果実です。そのまま食べてもおいしい苺ですが、長期熟成のバルサミコ酢をかけて食べるのも、本当においしいものです。(しかし、若いバルサミコ酢ですと水の様に ”しゃばしゃば”でどろっとしていないので、出来れば12年以上寝かせたバルサミコ酢がいいです。)私は、バルサミコ酢というものをこのチーズマーケットの仕事をするまでは、食べたことも使ったことも無かったのですが、出会って良かった食品の一つだと思っています。年に数回仕入れやチーズ工場の視察で出かけるヨーロッパ各地。その時にいろいろな国の食生活に触れる機会があることで、普段の食生活も豊かになった気がします。「たとえ一食でもおろそかにしない。」と思うようになりました。つまり高価なものを使うから豊かということではなくて、同じ食べ物を食べるにしても食べ方の選択肢が増えたことで、自分でも工夫する気持ちが沸いて来たのです。少しでも質のよい食べ物を食べる機会が出来たことで、自分自身が以前よりも食をより身近に考えられるようになり、食べる事をより楽しめたり、料理も工夫するように変わったことが嬉しいのです。

完熟した苺にバルサミコ酢は相性抜群です。

苺に関しては、29歳までは東京の江戸川区に住んでいたので、行楽で何度か静岡に苺狩りに出かけたりしていました。(それくらい苺が好きなのです。)苺狩りでは農園の方が、「苺にかけて食べるとおいしいよ。」とかごと一緒に渡してくれたのは、もちろんバルサミコ酢ではなくてコンデンスミルク(加糖練乳)でした。そういえば、小さい頃は母に教わりよく缶に入った練乳をあけては苺にかけて食べていました。口の回りや手が練乳で ”ねちゃねちゃ”になりながらも、美味しく苺を食べていたことを思い出しました。

12年以上の熟成させたバルサミコ酢なら、ぐっと粘り気があって深く濃厚な味わいを楽しめます。

では、苺に練乳をかけるのと、バルサミコ酢をかけるのとでは、どう違うのでしょうか? バルサミコ酢も甘みがありますが砂糖ではなく、ぶどうの甘さから来ているので控えめです。また酢なので練乳にはない酸味もありますので全体としては、「ぶどうの香りのする甘酸っぱい味」だと思います。もちろん、今はカロリーのことも気になりますので、練乳は食べていません。(またチーズを毎日食べているせいなのか、牛乳もほとんど飲まなくなりました。)この2月、3月、4月と苺が1パック、698円、598円から498円になり、今は398円や298円になってきました。春が近いことを価格からも感じられ、幸せな気分になります。そして再び498円に値上がりする時期までの間は、毎日のように1、2パックのいちごを食べています。苺に限らず、みかんやりんご、キューイなどフルーツを毎食必ず食べるのが、今の私の健康の秘訣となっています。機会がありましたら、ぜひ苺に長期熟成のバルサミコ酢をかけて、お召し上がり下さい。またバルサミコ酢は、バニラアイスクリームにも良く合いますので、こちらもお試しください。今日もおいしいものを食べることが出来て、ありがたい気持ちになりました。毎日幸せを感じて働いております。



いちごのおいしい食べ方なら、バルサミコ酢をかけて