やぎのチーズの作り方(灰や炭をまぶしてやぎのチーズを作ります) |
チーズマーケットに届く前に、一旦ランジス市場で木箱の上の紙と3枚の板が外されて、やぎのチーズを取り出して状態を確認します。そしてチーズを裏返して、数日休ませます。輸出時に再び別の板でふたをして日本に運ばれています。こうしたことを考えましても、お客様が日本で購入されたやぎのチーズを冷蔵庫で保存する場合に、ラップなどでぴっちりと包むような保存方法が如何に良くないかがお分かりいただけると思います。今、私が行っているお勧めの保存方法は、下の写真のように蓋が付いたガラス製の容器を使うことです。しかしたった半日でもガラスの内側に水滴が付いて濡れてきますので、時々底や側面の水分を拭き取ってあげます。するとより長くいい状態のやぎのチーズを味わうことが出来ます。要は蒸れない様にしてあげること。乾燥させるぐらいがいいでしょう。 さて、今回の南フランスのやぎのチーズを工場を訪問したことで、いろいろな疑問を解決することができました。一方、現地訪問をすることは、お金と時間がとてもかかりますし、また皆様方にはお買い物でご不便をお掛けしてしまいます。しかし行く事で、本には載っていない実体験に基づいた新鮮でより確かなチーズの情報を得られるのも事実です。私達チーズマーケットでは、こうし取り組みがとても重要であると認識しています。こうした情報をいち早くお客様に提供することが、他店には真似の出来ないサービスだと考えています。・・・というわけで、2005年も進んで現地、フランスやイタリアの生産者を尋ねて参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(最後は年頭の挨拶みたいになってしまいました。) |
やぎのチーズの作り方(灰や炭をまぶしてやぎのチーズを作ります) |