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蚤の市(Brocante)では、チーズ関係の道具などを探します。(2008年8月、フランス・オーヴェルニュ地方)



8月10(日)の午後3時頃から、Lapalisseで開かれる蚤の市に行きました。午前中にチーズを作る農家を訪ねていたので、一仕事が終わりあとは、ホテルに帰るだけです。その前に少し立ち寄ってみることにしました。フランスに来てもやっぱり日曜日はいいものです。美奈子店長が札幌にいる時にインターネットでこの地域の行事を調べておいてくれたお陰です。蚤の市は、日曜日に開かれることが多く、掘り出し物がみつかります。

川沿いの道からは、迫力のある大きなお城が見えました。気温は、30度近くあって暑い日でした。

これまでの旅で立ち寄った蚤の市では、いろいろな物を買いました。チーズを作る時に使っていた陶器製のチーズの型枠や分銅を使う天秤ばかり。絵画や牛や羊やぎの人形。ピンバッチ・・・。こうした蚤の市で売られているものは、新品の物とは違って、長い時間を経た物にだけ漂う空気を感じさせるものが私は好きです。そうしたものをチーズマーケットの店に飾ったり、自宅の階段の脇に並べては、時々眺めて楽しんでいます。

小学生の子供もお母さんのお手伝いをしています。店を出している人も楽しいでいることが分かります。

蚤の市では、その多くの出展者は一般市民です。でも、生業としているプロもいます。また、多くの人出を見込んで、食品を売る店も出ていることがあります。やぎのチーズを作っている農家の人も店を出していました。このLapalisseのブロカンテは、今まで見て来た中でも特に規模が大きく、また今日は夏休みの日曜日ということもあってか、とてもたくさんの人で賑わっていました。

日本人は、私たち以外はほとんど見かけませんでした。私達を見かけて「クチナシの花」を日本語で歌ってくれたフランス人のおっちゃんもいました。

現在、チーズマーケットには、いろいろなカウベルが壁や玄関扉などに飾られています。全部で5つか6つはあると思います。来店する子供たちは、どんな音がするのかを聞きたいらしく、「鳴らしていですか?」とよく聞かれます。でも、まだ店に飾っていないものもあるのです。この日は、古いカウベルが10ユーロほどで売られていたので買いました。実際に動物の首に付けられていたかと思うと愛着がわいてきます。買ったベルは、掃除をしてからきれいな刺繍のある帯状のリボンなどをつけて、そのうち店に飾りたいと思います。どんなベルなのか、これからを楽しみにご来店してください。^^)

「Bebybel」やカマンベールの「PRESIDENT」といった様なフランスの大企業のチーズのピンバッチは、あちこちにありました。出回っている数が相当多いようです。

カウベルの他に買ったのは、ピンバッチです。子供2人と一緒に店を出していた奥さんから、10個ほど買いました。イタリアのパスタのメーカー、「ブイトーニ」のピンやフランスの地方都市で見かけるスーパーマーケットの「インターマルシェ」のピンなど珍しいものがありました。フルムダンベールなどのチーズの形のピンバッチが欲しかったのですが、見つけることができませんでした。こういうピンバッチは、旅の途中でお世話になった人にあげたり、札幌に戻ってからあげることもあります。珍しいものだと喜んでもらえるのがうれしいです。


蚤の市(Brocante)では、チーズ関係の道具などを探します。(2008年8月、フランス・オーヴェルニュ地方)