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パリのランジス市場でオーヴェルニュ地方のチーズを中心に仕入れました。2008年8月



8月8(金)、今朝はパリにあるランジス市場に行きました。季節ごとに生産されているチーズも変わるので、こうして定期的に訪れることで、一年間の入荷の様子が分かるので大切な仕事です。
 
さて、フランスの8月と言えば、ヴァカンスです。下の写真のとおり休暇をとっている人が多いので、訪れる人も市場の人も普段よりもとても少ないです。「がらーん」としていました。でもこういう暇な時には、普段ゆっくり話が出来ない市場の人と話せるので、私達にとっては8月の訪問は有り難いのです。

普段よりも人影が少ないランジス市場。日本人もフランス人の様に8月はもっと遊びましょう。

今回は、オーヴェルニュ地方にいろいろなチーズの生産者を訪ねるので、この地方のチーズを中心にどんな生産者のチーズがあるのかを調べました。その中できらりと光るチーズの前では、美奈子店長がラベルを読んで、生産者の名前や住所をメモしています。この情報からネットで検索して、地図を確認したり営業時間を確かめて、訪問するタイミングの計画を立てます。

タミエとサンネクテールのチーズの前に立つ美奈子店長。

今回は、私達の窓口をしてくれているマイケルさんがヴァカンス中だったので、パスカルさんとヴィッチさんが迎えてくれました。チーズマーケットの在庫がほとんど無くなったので、下の写真の赤○のようなチーズを追加して注文しました。また、バスク地方の黒さくらんぼのジャムもサンプルとして少し買いました。

年に4回も訪問しているので、多くの人に顔を覚えてもらっているようです。

チーズ会社を後にした私達は、次に運送会社に行きました。そこで今回のチーズの輸入日程などを詰めました。これらのチーズは、8月17日に新千歳空港に到着する予定です。ギリシャの新しいオリーブも仕入れましたので、一緒に札幌に届きます。今からとても楽しみです。


パリのランジス市場でオーヴェルニュ地方のチーズを中心に仕入れました。2008年8月