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マンステール・フェルミエのチーズの作り方を見せてもらいました。2008年6月



6月16(月)の朝、コルマーの西に位置する小さな村、Bonhommeでマンステール・フェルミエを作っているマリーセシルさんを訪ねました。
 
あいにく今日は、マンステールは作っていませんでしたが、下の写真のように美味しそうなマンステールは、熟成庫にたくさんありました。このマンステールは、5月25日に作ったものです。マンステールには、大きなサイズと小さなサイズがありますが、これは大きな方で1個450gほどあります。もう出荷できそうなほど美味しそうです。

大きいサイズのマンステール・フェルミエ。皮も一緒に食べられるそうです。

工房では、女性二人がマンステール・フェルミの表面を水で洗っていました。洗う頻度は、2日に一度ぐらいでここでは、月・水・木・金に製造日が違ういろいろな熟成段階のマンステール・フェルミエを洗っているそうです。

ここでは、マンステールとトムを一日置きに作っています。

そういえば、今マンステールを洗う作業をしている上の写真の左側の若い女性は、さっきは朝の搾乳が終わって牛を牧草地に戻す作業をしていた人です。農家でチーズを作るということは、そこにいる家族が一人で何役もこなしていかないとやっていけないんだと感じました。と同時に牛の世話をしてそれから得られるミルクなので、それを大事に使おうという気持ちもこういう家族の人にとっては、より強くなると思いました。

搾乳が終わり、牛舎から牛がぞろぞろと出てきました。

明日は、また同じ農家を訪ねて、今度はミルクからマンステール・フェルミエを作る様子を見せていただきます。


マンステール・フェルミエのチーズの作り方を見せてもらいました。2008年6月