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シエナといえば、カンポ広場! 行ってきました。(イタリア・トスカーナ州 2007年10月)



10月24日(水)(2007)の午後、初めてシエナの旧市街地に行きました。1年半前に行った時には、時間が無くて、郊外を車で通っただけでした。以前見たTV番組でカンポ広場の様子を知って、ぜひ実際に見てみたいと思っていました。車で行く場合には、道路標示が整備されているので楽です。"SIENA CENTRO" という「◎」を目印に進むと、駐車場の「P」の表示が3箇所あることが分かります。その中で一番中心部にある駐車場を目指します。ここは、最近出来たようでとても大きかったです。何層もあるビルタイプで停めやすく、カンポ広場にも歩いて5分ほどでした。旧市街には、下の写真のように古い城壁や門がありますが、空を見上げるとカンポ広場にそびえる塔が見えてきました。これを目印に進みます。

駐車場から歩いて中心部へ。門の所から、広場に立つ塔が見えました。

歩けば歩くほど、塔がはっきりと大きく見えてきます。来たんだなぁと実感が湧いてきました。通りの両側には、洋服やバッグやインテリアなどの綺麗な店が並んでいます。看板が出張っていないので、店のすぐ前まで来ないと何の店か分かりませんが、どの店も古い建物をうまく利用して、モダンな内装に仕上がっています。そして、地面は石で出来ていて、その一つ一つが磨り減っています。とても長い歴史を感じました。

さらに歩くと、塔がますます高く見えてきます。

そして、ついにカンポ広場に着きました。私達がやって来た道は、下の写真の真ん中と右の間にありました。ぐるっと見渡しますと、広場がややいびつな形をしていることが分かります。それと、地面も傾斜していることにも気が付きます。真ん中の写真にある赤丸部分が一番低くなっていて、雨などがここから下水道に流れるように傾斜していました。

カンポ広場の塔の左側の様子です。 カンポ広場の塔のあたりの様子です。 カンポ広場の塔の右側の様子です。

ここで開かれる競馬(パリオ)の時には人々は広場の真ん中に居て、その回りを馬が疾走するそうなので、さぞかし臨場感のある競馬を楽しめるのだと思います。馬が目の前を走るなんて、その迫力はすごいと思います。また、広場の周りをいろいろな建物がぐるりと取り囲んでいるので、レース中の人々の歓声や笛やラッパの音や地響きを立てて走る音などが、混ざり合いそれらが壁に反響してすごい響いて来るだろうなぁと想像していました。こうした施設を何百年もの間大事にして保存しつつ、日々使っていることが素晴らしいと思いました。


シエナといえば、カンポ広場! 行ってきました。(イタリア・トスカーナ州 2007年10月)