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あのシチリアワインの工場を訪ねます。(Sicilia,Campobello di Mazara)



2月17(土)、お昼ごろからチーズマーケットで輸入をしているシチリアワインのワイナリーに到着しました。マッザーラ・デル・ヴァーロの東となりにあるカンポヴェッロ・ディ・マッザーラ(Campobello di Mazara)という小さな農村にあるこのワイナリーは、ぶどう農家400戸が作る協同組合が作ったそうです。3年ほど前にナターレさんに紹介されたのがきっかけでした。品質管理を担当しているのは、上の写真のサルバトーレさんです。農学部を出てこの仕事に就いたそうです。とても大きな体をしていますが、熱心に全ての工程について説明してくれる姿に感動しました。一生懸命にやっている姿というのは、素晴らしいものです!

クオリティーマネージャーのサルバトーレさん。とても熱心にワインの作り方の説明をしてくれました。とてもかわいい男の子でした。赤い服の女性は、ドリアーナさん。オリーブ農家のナターレさんの彼女です。

着いてまもなく、お昼ごはんを食べることになりました。ナターレさん達がお昼ごはんを用意していてくれました。ナターレさんのオリーブやオリーブパテを使ったパニーニです。この地方特有のパンは、黒パンでこくがあって回りがカリッとしていておいしいパンでした。具はオリーブとツナとレタスで地元のオリーブオイルも使っています。ワイナリーなのでもちろんワインもいろいろと出ます。美奈子店長と二人で、「うれしーい!」と喜びました。

オリーブの実を輸入しているナターレさんのお母さんが黒パンを焼いて食れました。


準備が整い、一斉にみんなの手がテーブルにのびました。テーブルを囲みいろいろなおしゃべりをしながら、食べて飲みました。この場所は、ワイナリーのワインを樽から買うことが出来るお店になっています。終わり頃にお土産ですと言って、カステラを差し出したところ、さっそく美味しそうに食べてくれたので良かったです。

黒パンを使ったパニーニとワインで昼食を摂りました。手作り料理で歓迎してくれていることが良く分かります。

昼食を済ませた後で、サルバトーレさんとドリアーナさんが工場の中を案内してくれました。村の自慢のワイナリーという自信に満ちた気持ちが伝わってきました。これまでに知らなかった事もいろいろと分かり、私達もいい勉強になりました。

ワインをボトル詰めする機械です。

見学が終わると事務所に案内されて、注文について打ち合わせをしました。今回はもう一つ新しい品種の白ワインも輸入することに決めました。輸出時にお願いしたいことや必要な書類などもこれで大丈夫だと思います。試飲が終わる頃に、ドリーのお母さん手作りのお菓子を頂きました。いつもこんな感じで買う方も売る方も楽しみながら、商談をしているのです。

バックラベルにチーズマーケットの緑のラベルを貼るように打ち合わせをしました。通訳のドリアーナのお母さんがお菓子を作って食べさせてくれました。

一度の輸入はあるのですが、それが2度目となると生産者の方もよりうれしいのだと思います。よりいい関係が出来たようで私達もうれしいです。チーズマーケットでワインを買ってくれているお客さんにも感謝したいと思います。シチリア島は本当においしいものがたくさんあって、人が温かくて魅力に溢れています。ぜひ仕事を休んで、行かれることをお勧めしたいと思います。


あのシチリアワインの工場を訪ねます。(Sicilia,Campobello di Mazara)