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お昼ごはんは、池のほとりでやぎのチーズを頂きます。(フランス・ロワール地方)



4月14日(2007)、11時過ぎにフィリップさんの農場を後にして、これからチーズの名前にもなっている町、セル・シュル・シェールとヴァランセに向かいました。途中の道で美しい小さな池があったので、フィリップさんのチーズでお昼ごはんにすることにしました。

池のほとりのベンチで昼食です。4月の中旬に外でご飯が食べられるほど、ロワールのこの時期は暖かいです。

4月の中頃にこうして外でご飯が食べられるなんて・・・。札幌に住む私達には考えられないくらい今日もポカポカのいい天気です。池の左には下の写真のようなポプラ並木があり、その向こうにはホルスタインが草を食べています。朝の搾乳も終わり、農場の人たちもそろそろご飯なのでしょうか。

車のTVコマーシャルの様な風景。高い空では鳥がさえずり、池では釣り糸を垂らすおじさん。池の周りでは馬や牛がのんびりと草を食べています。

先ほど訪問したフィリップさんのやぎのチーズを4種類買ったので、それをパンで食べようということになりました。下の写真は、ブッシュ(薪)です。サントモール・ド・トゥーレーヌ AOCとは生産地域が違うので、そう呼べません。でも、私達はそんなことよりも一体誰がつくっているかと重視して、いいチーズを作ろうという熱い思いの生産者のチーズを日本の人たちに紹介していきたいと思っています。ここに来る途中に寄ったパン屋さんのバゲットにチーズをのせて頂きました。また、ヴァランセAOCのような形のチーズはフィリップさんがピラミッドと呼んでいますが、このチーズも抜群においしかったです。

フィリップさんのサントモール。トゥーレーヌよりも短くいい大きさだと思います。

こうして、最後に日本からも持ってきたデコポンを二人で分けて、簡単な食事が終わりました。でも、いろいろとお話をしながら、ゆっくりと食べられたので、とても楽しい食事となりました。後片付けをして車に戻ろうとすると、池の左側にある牧場の牛が池の奥の方に走っているのを見たので、何だろう?と思いそちらに向かいました。牛が走るなんて・・・何なのでしょうか?

横一列になって水を飲むホルスタイン。一枚目の写真にある池の奥の方にこの水のみ場がありました。池の左にある牧場の牛がやってきます。

良く見ると木陰で牛が水をゴクゴクと飲んでいました。10頭以上はいるでしょうか?みな水が流れるコンクリート製の溝に頭を突っ込んで、上手に舌を使って飲んでいます。飲み終えた牛は近くの木に立って、頭や体を押し付けて、掻いています。とても気持ち良さそうな目をしています。道草はいろいろな発見があって、おもしろいです。昨年辺りから余りすることを増やさない余裕のある旅の日程にしているので、逆に見えてくることが多くなった気がします。


お昼ごはんは、池のほとりでやぎのチーズを頂きます。(フランス・ロワール地方)