| TOP |  お買い物方法 |  フランス・ペイ・バスクの羊のチーズの旅日記 |

Aramitsの町は、日曜日にマルシェがあり、地元特産の生ハムが買えます。2007年8月



8月12日(日)(2007)の朝、ARUDYの小さなマルシェを見た後、サン・ミッシェルに向けて走りました。途中にある町、Aramitsのマルシェに行くことになりました。このマルシェもそれほど大きくはないですが、出ている人はどれも良い食品を売っていました。
 
ワイン、チーズ、野菜、果物、パン、生ハム、肉、この地方の特産である赤唐辛子やにんにくを売る人などです。その中で私達が立ち寄った店をご案内します。まず気になったのは、下の写真の赤丸の人です。公園の芝生の縁石に座っています。明らかに農家の人です。

手前の赤い服を着たおばさんは、羊のチーズを売っていました。ヨーグルトは売り切れでした。羊乳のヨーグルトは美味しいのです。

近づいて見てみると、ミラベラやズッキーニ、青唐辛子、白と緑色のインゲン豆などを売っています。市場で仕入れた野菜と違い、マルシェに来る直前に自分の畑から収穫した野菜なので新鮮さが違います。公園の芝生には、水飲み場もあったので、ここでお昼ご飯にしようということになりました。下の写真のミラベラとズッキーニを買いました。
 
重さを量るのは、下の写真に見える”あの天秤”です。片方の天秤にミラベラを載せたら、ミラベラの方がドンと下がって全然釣り合っていません。でも、錘の300g分の御代でいいとの事でした。この大雑把さが楽しいです。

マルシェに行ったらこうした農家の方から野菜を買うことにしています。

美奈子店長は、ガトー・ド・バスクというこの地方の焼き菓子を買いました。買う時におばさんが、型枠から焼き菓子を外して袋に入れてくれました。これも少しお昼に食べようと思います。

自分でお菓子を焼いて、自分で売る。見ただけで楽しそうな生き方をしているなぁと思いました。


そして、その隣の店で、生ベーコンと生ハムを買いました。買おうと思った動機は、その場でスライスしてくれるからです。一度、試しにスライスして、それをお客さんに見せて、この厚さでいいかどうかを確認してから、「それじゃ、何枚欲しいの?」と聞かれました。「それじゃ、5枚で。」とお願いしました。5枚で100g程でした。値段は、100gで1ユーロほどでした。うーん、安ーいなぁ。おいしいチーズがある地方には、こうして必ずおいしい豚がいて、おいしい豚肉やハムが生まれるのです。サヴォア地方もおいしいチーズがいろいろとありますが、生ハムも名産になっているのです。

マルシェで電動のスライサーを用意してある肉屋さんは素晴らしいです。すぐに食べたいお客さんも多いのかなぁ。

こうして、美味しいお昼ごはんが準備できました。公園で屋根付きのベンチを見つけました。今買ったものや昨日までに買ってあった物を広げました。白いコップは、日本で100円ショップで用意したものです。コップを持ち歩くと、こうしたマルシェなどで1リットルのジュースを買って飲む時に便利です。その他には、おしぼりと割り箸とナプキン、そしてチーズを切るナイフと薄手のビニール袋があると、ピクニックをするのにとても便利です。

生ハム、チーズ、パン、ミラベラ、ズッキーニ、ぶどうジュースが今回の食べ物です。とても美味しかったです。

チーズを作る農家を訪ねる旅が続くと、どうしてもチーズが増えていきます。ホテルの朝食はパンとジャムとジュースぐらいの質素なものなので、私達はその時にチーズも食べて持ち歩く量を減らしていますが、それでも減らない時は、こうしてお昼ご飯も公園で食べることが多くなります。でも、それがとても楽しいのです。おいしそうと思って買って、その場ですぐに食べられるのは、やっぱり嬉しいです。また、食べる量が、これ位だと体調にもいいのです。

Aramitsの町は、日曜日にマルシェがあり、地元特産の生ハムが買えます。2007年8月