フランスからスペインに行く時の国境の店。ペイ・バスク地方 2007年8月 |
8月14日(火)(2007)の朝、Esnazのホテルからスペインとの国境までは、わずか3km。そこで、国境を見に行くことにしました。さて、下の写真がその国境です。警官がいたり検問所がある訳ではなく、ただここからスペインのNAVARRAです。というオレンジ色の看板があるだけでした。道路の両脇の土地にも有刺鉄線が張り巡らされているわけではありません。「ユーロ」という共同体としてヨーロッパの各国が通貨を初めとして足並みを揃えたことが、この道の様子からも実感できました。 |
すぐ先にある店に行ってみました。お土産屋さんとバーと食料品店が3つのコーナーに分かれてありました。文字もフランス語とスペイン語の両方がありました。食品の中で、チーズはフランス産とスペイン産が半々ぐらいでしたが、ワインはほとんどがスペイン産でした。店のご主人はフランス語もスペイン語も話しています。 |
店の外に出て、スペインの方向の山なみを眺めました。当たり前ですが、フランスからの風景とつながった眺めです。この山を降りれば、いろいろなスペインの町があるのかと想像しました。 |
さて、先ほどの店の隣にもうひとつ店がありました。それは、何とガソリンスタンドでした。 |
値段を見てびっくり。フランスではレギュラーガソリンが、1リットルで1.27から1.40ぐらいですが、ここでは、1.05でした。約3割ほど安く入れられるということです。国が違うと政策も違うので、ガソリンに掛かる税金の違いなどで、こうした価格の差が生まれるようです。 |
お客さんは、安いガソリンを求めてフランス側からやって来ることを想定して、この国境に近い場所で営業しているようです。私達も早速入れました。ガソリンは効き目が同じなら安いほうがいいです。天気は良かったのですが、峠なので風がとても強くて、歩くと吹き飛ばされそうなので、車に乗り込んでフランスに戻りました。遠くまで来たんだなぁとしみじみしました。 |
フランスからスペインに行く時の国境の店。ペイ・バスク地方 2007年8月 |