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ランジス市場で夜のパーティーに招かれました。



10月21日(2006)、日中はイル・ド・フランスのいくつかの町を回りましたが、夕方にはパリにあるオルリー空港に戻りました。夜7時からランジス市場の11階建てのビルで開かれるパーティーに参加するためです。珍しくジャケットとネクタイを付けて迎えの車に乗りました。主催はランジス市場であらゆる食品を取り扱っているパリ・ガストロノミー社です。いつもチーズを札幌まで運んでくれている運送会社の方が、9月にこの会社の社長のデニスさんを紹介してくれたのがきっかけでした。

夜景も素晴らしい最上階のパーティー会場でした。

このパーティーは、優良な食品の生産者とそれを扱う人達とが出会う場所です。アルザスやボルドー、南フランスのアヴィニョンなどフランス中の生産者がいらしていました。一方私達のような取引先は、フランスをはじめ、ヨーロッパ各国の方やアメリカ、アフリカ、アジアなどいろいろな国の方々でした。

アヴィニョンから来た黒トリュフの生産者。スプレー式のトリュフオイルは売れると思います。

商品の種類もいろいろとありました。フォアグラや黒トリュフ。スモークサーモンやソーセージやサラミや生ハム。牡蠣や有機野菜やフルーツ。デザートとしてチョコレートやドライフルーツ。ジャムやチーズなのです。それらの全てを食べることが出来ました。気に入った食品があれば、生産者とお話をして説明を聞いたり、パンフレットをもらったりしました。もちろん、プライベートな事などもいろいろとお話しして、とても楽しい一時となりました。

スライスしたフランスパンにアンキモとほおずきを載せたオードブル。

面白かったのは、上の写真のようにフランス人も"ほおずき"を食べるんですね。また、パンの上にあったのは、何とアンコウの肝です。フォアグラ好きなフランス人なのでなるほどと思いました。アンキモとほおずきの組み合わせは絶妙な味わいでした。

挨拶の後に、花火とシャンパンタワーが会場で行われました。

パーティーの終盤に社長のデニスさんがフランス語と英語で挨拶をしていました。24歳の時にこの会社を創業して23年が経ったそうです。いい兄貴が出来たようでとてもうれしいです。これからもいろいろな美味しいフランスの食品を探す時に力になってくれると思います。よく話、よく飲み、よく食べた3時間でした。


ランジス市場で秋と冬の季節のチーズを探します。冬のチーズもおいしい。