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フランスならプロヴァンスやラングドックにおいしいオリーブがあります。



10月24日(2006)、SIALの中でついに私達が探していたフランス産のオリーブを見つけました。それは、プロヴァンスとラングドック・ルションのコーナーにありました。フランスはイタリアと違い北にあるので、オリーブが収穫できる地域は主にこの2つです。中でもラングドックにこのオリーブの木があります。

ラングドック・ルションの地域の特産を集めたコーナーです。

そのオリーブは次の2つです。LUCQUES(リュック)と PICHOLINES(ピッショリーヌ)という品種です。下の写真がそのオリーブ(リュック)で、ポスターの一部を載せました。とてもかわいらしいですね。このリュックというオリーブを初めて知ったのは2年前に遡ります。モンペリエの朝市で農家のおじさんが、このリュックを売っていました。1kgほどの瓶を買ったのですが、美奈子店長と二人であっという間に食べてしまいました。今までに食べたことのない穏やかな味で、えぐくも塩辛くもありませんでした。これならやさしい味が好きな日本人にもすんなりと受け入れられるオリーブだと思いました。しかし、この品種はイタリアにはありません。また、フランスでもこの2つの地域ぐらいしか生産されていないようで、あのマルシェ以来、なかなか出会う機会が無かったのでした。

リュックという品種のオリーブ、ポスターがかわいらしかったので、写真を撮りました。

3つのブースを回った内の一つの会社が下の写真です。シチリアのナターレさんはおいしいオリーブを格安で提供してくれいてます。価格表を教えてもらいましたが、うーんリュックは結構お高いです。

南フランス産のオリーブを扱う会社の人たち。味見をさせてもらいましたが、とても美味しくて欲しくなりました。

でも、今の私達にとって大事なのは価格よりもおいしさです。何故なら、もしも美味しくないと売るのに苦労するからです。チーズマーケットが選ばれる理由は、絶対的なおいしさを保証しているからだと思います。札幌の飲食店さん達も100円ぐらい高くてもいいから、おいしいものが欲しいとよく言ってくれます。こういう信頼関係が出来てくることがうれしいのです。また、もしオリーブが売れ残っても、自分で喜んで食べるほどおいしければ何の問題もありません。つまり、「自分達が心から食べたい物を吟味して売る!」もうこれに尽きると思います。シチリア島のナターレさんのオリーブは、「これまで流通していたオリーブと全然違ってとてもおいしい。」と札幌のホテルやレストランでも2年経った今でも好評です。なので余ってしまう事がないので、私達の口に入らないほどです。きっとこのリュックとピッショリーヌも多くのチーズマーケットのお客さんに支持されるオリーブになると思います。


フランスならプロヴァンスやラングドックにおいしいオリーブがあります。