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牛の首につける鐘を製造販売する専門店(フランスのフランシュコンテ地方)



9月19日の午後、牛の首につける鐘を造って販売をしている専門店を探して行きました。場所はサンポアン湖に近い町(Labergement-Saint-Marie)にありました。

フランスの各地で開かれる牛のコンテストの写真を見るたびに、優勝した牛に飾り付けられたベルトや鐘は一体どういう店で取り扱っているのかがとても気になっていました。今回の旅の途中で立ち寄った畜産事業者向けの専門店でもっと大きな鐘が欲しいと話したところ、この店を紹介してくれました。

1階が精錬所になっています。2階は自宅なのだと思います。

上の写真の一階が精錬所になっています。中を見せてもらったところ、道具や設備はとても古く、ずっと同じものを何代にわたって大事に使い、昔ながらの製法で鐘を造り続けていることが分かりました。

見たことがない道具や機械がたくさんありました。

この精錬所の隣にあるのが直売店です。六角形の形をしたかわいらしい建物でした。店が閉まっている時には、入り口の外にある大きな鐘を鳴らしてくださいと書いてありました。しばらくすると本当に店員さんがやってきました。

6面がガラス窓になっている明るいお店でした。

店の中には実に様々な形や色をして鐘が並べてありました。牛用に他にちょっと小さめの鐘とベルトになっている羊用の鐘ややぎにつける鐘もありました。

低い音が鳴る牛につける鐘です。

鐘の音色は材質や鐘の大きさなどで全て違いました。気に入った形の鐘を選んでは、一つ一つ鐘を鳴らして好みの鐘を買いました。観光客向けのおみやげ用の小さな鐘もありました。

こちらの鐘は澄んだ高い音がでました。

それにしても、牛につける鐘だで仕事や店が成り立つとは、何と奥の深い素晴らしい国なんでしょうか。フランスは。帰国してしばらく後には、今日買ったいくつかの鐘を新しいチーズマーケットの店舗に飾ろうと思います。そして、皆さんに鳴らしてもらったりして楽しんで頂きたいと思います。

Ch.OBERTINO TEL;03 81 69 30 72 25160 Labergement-Saint-Marie


牛の首につける鐘を製造販売する専門店(フランスのフランシュコンテ地方)