| TOP |  お買い物方法 |  イタリア・CIBUS2006とトスカーナ州のオリーブオイル旅日記2006 |

CIBUS2006はイタリア人との再会の場。



5月5日、今日はCIBUSの2日目の訪問です。これまでのチーズマーケットの8年の歴史にはいろいろな人達との出会いがありました。この食品見本市のCIBUSは、イタリア中のそういう人達と一斉に再会することが出来る貴重な場面でもあります。

MAURI社のマッシモさんと会長。マウリの会長はイタリアで初めてタレッジョを作りました。

上の写真は、エミリオ・マウリ社というチーズメーカーの人とのスナップです。左はマッシモさんで、右はマウリの会長さんです。マッシモさんとは別会社の時からもう4年ぐらいのお付き合いです。分かりやすい英語をしゃべり頭脳明晰で、表裏の無い素晴らしい人間です。スカイダイビングでは、今年の5月まででもう200回以上も飛んだそうです。仕事も遊びも一流です。右の会長さんは、タレッジョチーズの歴史の様な人で、タレッジョ本も書かれています。帰り際に、その本をプレゼントされた美奈子店長は大喜び。本にサインも頂きました。時間を掛けて本を読んで分かったことはまた皆さんにお知らせしたいと思います。

シチリア島の素晴らしいオリーブオイルの生産者。コッレ・サン・ヴィターレのベルナルドさんと美奈子店長

上の写真は、シチリア島の素晴らしいオリーブオイルの生産者であるコッレ・サン・ヴィターレの農家、ベルナルドさんです。ベルナルドとは、家族ぐるみにお付き合いしています。今まで私達が2回以上自宅を訪問した人はたった3人です。やぎのチーズを作るフランス人のブーゴーさんとこのベルナルドとアントニーノ(この会社の社長)です。アーモンドの花が咲く来年の2月にもまたシチリア島に行ってベルナルドたちに会いに行きたいと思います。その他にもチーズマーケットで取引している人達のほとんどとこの会場で会うことが出来ました。私は輸入業とはお金があれば誰でも良い商品を買えるものだと思っていました。でも実際は決してそうではないことが、この仕事をして良く分かりました。人とのつながりを大事に出来ない、感謝できない人では、素晴らしい人や素晴らしい食品と出会うことは出来ませんし、偶然出来たとしても長続きはしません。相手の良さをお互いが認める関係でなく、単に売る買うだけの関係ではつまらないので終わってしまうのです。今回の訪問でも良い食品を扱う会社をいくつか見つけることが出来ました。近いうちに皆さんにもお知らせできると思います。CIBUS2006も素晴らしかったです。

イタリアのパルマで開かれるCIBUS2006にやって来ました。