| TOP |  お買い物方法 |  フランス・ブルゴーニュ地方のチーズ旅日記2006 |

ブリアサヴァランの工場を取材しました。(ジリー・レ・シトー)



今回は、3月14日(火)の午前中の訪問したブリアサヴァランの工場(ジャック・ドゥラン社)の様子をお伝えします。朝9時半にニュイ・サンジョルジュからタクシーで10分ぐらいの位置にあるジリー・レ・シトー村に行きました。村のぐるりにはブドウ畑や野菜畑が広がっています。高い建物がなく、空が広いという印象です。その村には中心にシャトーがあり、その回りに土壁の塀のある狭い道が曲がりながら続いています。道に両側には平屋の家が、ぽつんぽつんと建っています。戦争で焼かなかったのか、中世の田舎の街並みが残る風景でした。
 
このジャック・ドゥラン社には、直営のチーズ店が3軒ほどあり、その一つが下の写真にあるディジョンの屋根付きマルシェにありました。(ブーゴーさんのやぎのチーズを扱うあの店です。)


す。


今回私達の取材に対応してくれたのは、ナタリーさん(Nathalie BARBIER)。普段英語を話す機会が無いようで、私達の訪問を楽しみにしていてくれたようです。


す。

ブリアサヴァランのチーズについては、別の機会に特集でご紹介したいと思います。以下に3枚の写真を見ながら、振り返りたいと思います。


 

1.この会社のブリアサヴァラン。いろいろなメーカーのものを輸入しましたが、ここのは特においしいと思います。また、ラップ包装ではなく、写真のようにプラスチックのドームでチーズを覆っているので、蒸れなくいい状態で輸入できるようになりました。

 

2.チーズマーケットでも人気のあるレガルドブルゴーニュ。ラム酒に漬け込んだレーズンでフレッシュタイプのブリアサヴァランをデコレーションしたチーズです。フランスやベルギーでも人気が高いとのお話でした。

 

3.ブリアサヴァランを作っている工程の一つです。ミルクをレンネットで固めたカードを型枠に入れているところです。REO社のカマンベール・ド・ノルマディーの工場で見た時と同じく、お玉を使っているのが分かります。



工場では朝6時から働いているそうです。ミルクは日曜を除く週6日、近くの3戸の農家から来るそうです。


ブリアサヴァランの工場を取材しました。(ジリー・レ・シトー)