ゴルゴンゾラの製造工程(ミルクを固めてカードを作ります編) |
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1.これがゴルゴンゾラのチーズ工場の全景です。右手前の白とベージュの入れ物は、ゴルゴンゾラの型枠です。通路の左にはカードとホエーと分ける15個の長いバットのような台があり、布が垂れ下がっているのが見えますね。その先頭には、ミルクを固めるステンレス製の釜があります。職人さんは6人いらっしゃいました。 | |
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2.これがその釜です。タンクからミルクを注ぎ入れ、この棒を中央に立てながら適量の目盛りになるとストップします。使っている牛乳は、工場に近い3戸の農家から毎日届くそうです。出所がはっきりと分かっているのがうれしいです。 | |
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3.これがゴルゴンゾラの青カビのもとになるペニシリンです。100リットルのミルクにこれを20ml入れるそうです。 | |
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4.これはカリオ。レンネットのことです。ミルクを固める酵素でゴルゴンゾラに限らず、チーズ作りには欠かせません。 | |
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5.青カビとレンネットをメスシリンダーで計量して準備しておきます。この釜は、600リットルのミルクが入りますので、120mlのペニシリンと200mlのレンネットが必要になります。この釜で12キロあるゴルゴンゾラが6個出来ることになります。 | |
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6.これは、12リットルの乳酸菌を培養したスターターです。まず、ミルクにこのスターターを入れてミルクを徐々に温めます。数10分後に青カビとレンネットをほぼ同時に加えて良くかき混ぜます。 | |
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7.時間が経つとゼリーのようにつやが出てきて、だいぶん固まってきました。職人さんが軽く指で表面に触れて固まり具合を確かめています。 | |
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8.先の2で見たステンレスの棒で真っ二つにカードを切ります。次に右にあるピアノ線を張った道具でカードを細かく切っていきます。最後に左の道具で全体を良くかき混ぜて、カードから水分(ホエー)に分けます。 | |
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9.このように釜にミルクを入れて、同様な工程を踏みながら、となりの釜へと次々に移動していきます。ゴルゴンゾラを作る作業は午前中で終了します。午後の時間は、全ての道具や床の洗浄を行なうのに使います。 |
ゴルゴンゾラの製造工程(ミルクを固めてカードを作ります編) |