レンタカーを借りる時の注意点。(オーストラリア・ケアンズ周辺の旅情報) |
今回は、ケアンズで借りたレンタカーの契約時点での注意点についてのお話です。私は、ヨーロッパのフランスやイタリア、そしてオーストラリアなどに出かけると、必ずレンタカーを利用するのですが、契約時にいつもやろうやろうと思っていて、中々実行出来なかった事を自分の頭を整理する為にもまとめてみました。これから海外でレンタカーを借りる方にも何かの参考になれば、とてもうれしいです。 |
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今回私達が借りたレンタカー会社は、 Billabong Car Rentals でした。選んだ理由は、何と言っても安いことです。また、ケアンズ空港で借りられて、ケアンズ空港で返すことが出来るのも便利でした。空港までは、ケアンズの市内のホテルからだとタクシーで20豪ドルほどかかります。タクシーに往復40豪ドルを払うより、レンタカーの追加料金がそれ以内なら、「空港で受け取り・返却」は荷物の多い私達にはとても魅力的です。予約は、日本に居る時にネットで取ることが出来ます。私は約1ヶ月前には予約を取りました。また、一挙に複数のメジャーなレンタカー会社の見積もりを見ることができる比較サイトもご紹介しますので、オーストラリアにお出かけの時には参考にされると良いかと思います。 |
レンタカーの契約で後々大きな問題になると予想されるのが、事故を起こした時の対人・対物・搭乗者保険などの補償額とその補償の範囲についてです。これらは契約書に載っていますが、再度口頭で店の人と確認する事がとても重要です。最低というかスタンダードな保険は、レンタカー料金に含まれていることが多いです。もしも別途に保険料を支払うと、補償範囲が広がったり、事故の時の免責額を下げることも出来ます。今回の契約の場合は、車対車の事故だけの保険内容でしたが、私はこれだけにしました。と言うのも道は何度も走っていて知っているし、この辺りの地域の道はとても広く、車もさほど多くないからです。(注)私がそうだからという理由で同じ契約をされて、事故を起こされてもその責任は負えません。^^) |
さて、保険の話が終わると次に大事なことは、借りる車の現状をしっかりと観察することです。その為には、実際に車を目で見て、時には手で触ってみて、傷がないかを丁寧に調べる事が重要です。予め店の人が車の外装のダメージを記入した記録用紙を渡してくれます。しかし、全ての確認が終わるまで、決してそれにサインをしてはいけません。サインを促されたら、「見た後にするから。」と答えればいいです。そして、車を前、後ろ、右、左といろいろな方向からデジカメで記録しておく事も強くお勧めします。その時のカメラには、日付が入るように設定しておくと尚良いと思います。 |
車の塗装部分(この車では黄色いボデー)のチェックが終わったら、タイヤも見ておきましょう。タイヤにはカッターナイフで切られたような切れ目があれば、途中でパンクしやすくなります。また、タイヤのホイールも意外と傷がある場合があります。見過ごしたまま記録用紙にサインをしてしまうと、後で修理代を請求されるかもしれません。 |
また、車の外装を調べる時には、どうしても立ち姿勢で歩いて、ぐるっと見て回るだけになりやすく、車の下回りを見逃します。上の写真の様にナンバープレートの最下段にある黒いカバーが傷ついていたり、外れかかっていたりした時が過去にありましたが、よほど腰をかがめて見ないと見つけられません。ここも見逃しやすいので、要チェックです。 |
今回、私達が最も驚いたのは、フロントガラスの傷でした。車を運転して2時間ぐらい経った時に、はっと気付きました。5円玉の穴よりも大きな傷で、雲母が欠けたような傷でした。借りる時には、車のボデーばかりに目が行ってしまい、ガラスの事は全く頭に浮かびませんでした。また、フロントガラスがきれいに拭いていない場合には、ごみなども付いていてなかなか傷を見つけるのは大変です。だから一度ワイパーを動かすのは、とてもいいアイデアだと後で気付きました。 |
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ガラスの傷は、とても重要です。何故なら、保険に特約を付けない限り、ガラスの破損は保険の適用外だからです。初めは小さな傷であっても、運転しているとその振動などで、亀裂が入り、やがて亀裂がすーっと伸びて行く可能性が高いのです。また、ケアンズの郊外などの広い国道などでは、対向車もビュンビュンとスピードを上げて走っているので、道路に落ちている小さな石ころなどがすごい勢いでこちらに飛んでフロントガラスに当たり、フロントガラスがさらに割れやすくなる可能性もあるからです。以前、日本でフロントガラスに亀裂が入ってしまった時には、軽四輪車でも6万〜8万円位の修理代がかかったことを覚えています。ペン先の様な傷ならまあ大丈夫ですが、例えば5円玉の穴かそれ以上なら、必ず店の人にそれを指摘して記録用紙に書き残しておく事が、返却時のトラブルを未然に防ぐポイントになるのです。 |
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さて、いよいよ車に乗り込みます。まず燃料が満タンに入っているかを確かめます。次に天井などに穴や汚れが無いかも確かめておいた方が無難です。最後に走行距離も記録しておきましょう。返す時に走行距離のメーターを見て、何キロ走ったかが分かります。また、この数字をを元に燃費も計算できるので、次回の旅の予算を立てるのにも便利です。3月(2008)の旅では、この小型車を7日間借りて、費用は一日約3,600円でした。(ガソリン代は別途。)それでは、お気をつけて楽しい旅を! |
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