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セントラルケアンズ近くにある素晴らしいオーガニック食料品店(Community foods)(オーストラリアの旅情報)



ケアンズで良質な食料品を手に入れようと、私達は、「community foods」という店に行っています。チーズマーケットのオリーブオイルやチーズを持って行きたいところですが、オーストラリアは海外からの食品の持込を厳しく制限している国なので、それは不可能です。滞在している間は、キッチン付きホテルでほぼ100%自炊をして生活するので、オリーブオイルもオーガニックのものを使いたいと思っていたところ、5年ほど前にこの店を見つけました。


セントラルケアンズの中央を通る商店街にこの店はあります。

お店の住所は、74 Shields street です。セントラルケアンズの中央から海側に直角に伸びる Shields 通りの商店街にあります。下の看板が目印です。


Community foods の看板が目印です。

この店は、一般的な営利目的の店とはちょっと違います。運営方法がユニークなのです。賃金を払って店員を配置するのではなくて、賛同する消費者が自分の空いている時間にボランティアで店員になり、その時間だけ働いているのです。また、接客もシンプルです。お客は自分が好きな食品を棚から自分で備え付けの紙袋や空き瓶に入れて買い物します。買うものが揃ったらレジに進みます。店員の人が重さを量ってくれ、それで金額が確定します。

 

下の写真のようにオリーブオイルのコーナーでは、その下にいろいろなサイズの空き瓶が置いてありました。瓶には、その重さがマジックで書かれています。こうした瓶は、お客さんやこの店の賛同者がきれいに洗ってから店に持って来るようです。


オーストラリア産でオーガニックのオリーブオイルを250mlほど買いました。これで10日間使う分量です。


オリーブオイルの他にもいろいろな食料品がありました。ヴィネガー、味噌、醤油。いろいろな原産地の塩や香辛料。それに米や小麦粉、豆類、お茶もあります。ドライフルーツやナッツ類、チョコレートなどの甘いものも充実しています。私達は、オリーブオイルとヴィネガー、塩とドライフルーツを少し買いました。


良い物を食べるには、良い生産者と良い消費者を見つけて、皆で分け合う精神だ必要だと考えています。

いくら良い物があっても、一人の消費者では一度に買える量も少ないです。でも、同じ町に住む人たちが立ち上がり、こうしたコミュニティーを作ることで、いろいろな物を共同で仕入れて、良い物を食べられるようになったり、良い事を確実に実行して行こうというこうした市民運動の様な方向性が私は好きです。今や日本全国にある生協ですが、最初はこうした規模と人数で始まったのかもしれませんね。

 

でも、今の生協はとてつもなくでかくなり、一般のスーパーと何ら変わらない存在となってしまったような気がします。良い物だけを選び、ずっと小さな規模で続けて行く事は、難しいんだろうなぁと思いました。チーズマーケットは、これからも大きくなることを目標にせず、この規模のままで、15年、20年、25年と賛同してくれるお客さんと共に歩んで行きたいと誓いながら、この店を後にしました。


セントラルケアンズ近くにある素晴らしいオーガニック食料品店(Community foods)(オーストラリアの旅情報)