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ケアンズ空港でレンタカーを返却する方法。(オーストラリアのQLD州、ケアンズ旅情報)



今回のオーストラリアの旅で借りたレンタカーは、ケアンズ空港で返すことになっていました。しかし、私達が借りたレンタカー会社  Billabong Car Rentals  は、ケアンズ空港に支店など無かったことは、飛行機が着いた時に知っていました。では、どうやって車を返却すればいいのでしょう。不安になったので、前日市内にあるこの会社に行って聞きました。その説明で納得しました。


AVISやHertzなどのメジャーなレンタカー会社の駐車場もありますが、地元の小さな会社は、こうして共同で駐車場を確保しているようです。

AVISやHertzなどのメジャーなレンタカー会社ですとケアンズ空港内にその支店があり、お客さんは近くに車を停めて鍵と書類を渡せばOKです。一方、こうした地元の小さなレンタカー会社では、レンタカー専用駐車場に入り、指定された番号の駐車枠に車を停めて返す方式の様です。事前に聞いていたその駐車位置の番号は、53番から55番でした。隣には地元の別の会社の車が停まっていました。


ヒュンダイ社のゲッツは、レンタカー会社にとっても人気の車種のようです。1月の旅もこの車でした。

55番に車を入れるとその前には、青い看板とキーボックスがあるのが分かりました。レンタカー乗り捨て用の駐車場と書いてあります。BAYというのは、駐車場の一つのスペースという意味のようです。


初めて地元の会社のレンタカーを利用しました。BAYという単語の意味も知りました。

車の中に忘れ物が無いか確認してドアをロックしました。車の鍵は、この看板の下にあるキーボックスに入れました。これで、全てが終了です。契約書などは返却する必要はありません。ガソリンも前日に満タンにしておいたので問題ありません。


レンタカーのキーボックス。駐車して一時間以内に車を引き取りに来るそうです。

この様な工夫をしている為なのか、地元のレンタカー会社は安い料金のところが多いです。どこの国もそうですが、空港施設の使用料というのはとても高いです。空港内に支店を開設して従業員も配置すれば、コストがかさみむから、大手のレンタカー会社では、その分料金も高くせざるを得ません。 しかし、この会社は、最初からやり方が違っていました。

 

私達が東京からケアンズ空港に着いたのは朝4時だったので、しばらくベンチで仮眠をしました。7時半からレンタカーを借りる約束でしたが、この空港にはこの会社の支店はもちろん、借りる予定の車も来ていません。仕方なく電話を掛けると、「やぁー元気? 待っていたんだよ。」と言われ、10分ほどで迎えの車が来てくれました。

 

こうしたことを不便だと感じる人には、こういう方式のレンタカーの利用はお勧めしません。でも私は、多少不便なことがあると、その分どうしようと考えたり、それを人に聞いたりして、他人と話が出来るのが楽しと感じる方なので苦になりません。その結果、いろいろな事が分かったりするので勉強にもなるのもいいです。^^)こうして地元の小さなレンタカー会社を利用するのはいいものだなぁと新たな発見がありあました。


ケアンズ空港でレンタカーを返却する方法。(オーストラリアのQLD州、ケアンズ旅情報)