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飛行機の窓から見える風景(伊丹から熊本へ) 7月2007



7月15(日)(2007)の朝6時前に目が覚めました。さっそくネットで台風の位置を確認してから、新千歳空港の欠航便の情報を集めました。この後台風の進路は、静岡から関東地方へとなっていたので、羽田経由の熊本行きなら飛ばない確率が高いと思いました。そこで新千歳−大阪伊丹−熊本のルートがあることを調べた上で、このルートに変更してもらえる様にと、早めに空港に行くことにしました。
 
今回の旅は、往復の航空券+ホテル一泊が付いたJALのパッケージツアーでした。変更が出来るかどうかは分かりませんでしたが、とにかく事情を話しました。すると窓口の方が快く羽田経由から伊丹経由に変更してくれました。こうして窓口ですぐに対応してくれたのは、専用窓口があったお陰かもしれません。それは、JALには無料の「JMB FLY ON プログラム」というのがあって、搭乗回数が多い人向けに専用の窓口が各空港に設置してあったからです。一般の窓口には長い列があったのですが、この窓口のお陰で朝8時半という早い時間帯の伊丹行きに乗れました。そして、定刻通りにJAL2000便は離陸しました。機体は下の写真のようにとても小さくて40人乗りほどでした。乗ってしばらくすると旅が始まる実感が湧いて来ました。

ボンバルディア社製の飛行機だったので、着陸時に車輪が出た時はとてもホッとしました。

予定よりも10分遅れただけで、大きな揺れも無く無事大阪伊丹空港に着きました。ここまで来れば台風の影響は、ほとんどありません。今回の旅は、さすがに大きな台風が来ていたので、1週間ほど前からもう駄目かと覚悟はしていたので、伊丹に着いた時にはとても嬉しかったです。

伊丹空港に着いた時にシャトルバスの中から写真を撮りました。最後の乗客が降りて、客室乗務員の女性が係りの人に親指を立ててOKと伝えていました。

伊丹からは、JEX2387便に乗りました。離陸後、雲の間から時々大都市が見えました。鳥になったような気分で、カメラを窓に向けました。偶然大きな吊り橋が見えました。これはきっと明石海峡大橋で向こうの島は、淡路島だと思いました。飛行機のような上空からだと、地図と同じ地形が見えるのでとても面白いです。そして、後から写真を見ながら、それがどの場所なのかを探すのも面白いです。

明石海峡大橋を上空から見ることが出来ました。とても大きな吊り橋だということが良く分かりました。

雲はとても早く流れて、時折厚い雲に覆われて何も見えなくなります。しかし、この後の景色では、真下に瀬戸内海が見えて、南方の空の先には、四国の先にある太平洋が見えました。香川県辺りから高知まで四国がすっぽりと視野に入るなんて・・・。とても珍しい物を見ることが出来て嬉しいです。
 
飛行時間は熊本まで50分です。どんどん飛行機は飛んで行き、とうとう四国と九州の間にある海にさしかかりました。豊後水道です。それが下の写真です。

この海を渡れば、久しぶりの九州です。写真の左側にあった四国・愛媛の佐田岬にもいつか行ってみたいと思っています。

家に帰ってから自分の地図で確かめました。写真の左手前にある2つの島が、津久見市の沖無垢島と地無垢島です。そして、その向こうにある雲がかかっている半島が、高平山のある津久見市の半島です。(名前は分かりません。)
 
ひと時の空の旅でしたが、天気が良いと景色を眺めることが出来て何か得した気分になります。熊本地方はこの時には、厚い雲に覆われていて何も見えませんでしたが、ついに到着です。レンタカーを借りて、3泊4日の阿蘇・熊本と大分の旅を始めようと思います。


飛行機の窓から見える風景(伊丹から熊本へ) 7月2007