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3月(2009)和歌山のみかん農家と海の幸の旅日記



南紀白浜空港に近いアドヴェンチャーワールドにいる赤ちゃんパンダ。

 

このコーナーでは、奇数月(3、5、7,9月)に訪ねている日本各地の農業営む方達の旅の様子をご覧になれます。今回は、初めての訪問となった和歌山県の南部です。見た事も無い品種のみかんや美奈子店長が食べられなかったまぐろのあっと驚くうまさなどの内容となっています。




和歌山のみかん情報

矢櫃さんから送って頂いた3種類のみかん。


3月29日の朝10時ごろ、先々週の和歌山の旅で出会った有田郡湯浅町栖原の矢櫃「やびつ」さんから3種類の
みかんが届きました。全部で50kgあります。品種は、三宝柑、八朔、そしてカラーです。カラーという品種は、
47才の私も初めてです。さっそく頂きました。うーん、これも好きな味です。清見とネーブルに似ていて房の皮
が薄いので、丸ごと食べられます。また、三宝柑も相変わらず美味しいです。八朔も新発見でした。昔食べたもの
よりも酸っぱ過ぎない気がします。今、全てのみかんは4度で冷蔵保存中です。今週末の店頭で販売しますね。3.30
和歌山のみかん農家と海の幸の旅9

矢櫃さんの顔を見たら心のスイッチが入りました。こういう顔をした大人に私も成りたいです。組合の外には、みかんの無人販売の台がありました。


3月18日の昼ごろ、有田郡湯浅町栖原を車で走っていると、右の写真のように美味しそうなみかんの無人販売の台
が見えました。最初はみかんだけ買って帰ろうと思ったのですが、後ろに見える大きな建物は、みかんの選果場の様
だったので、見てみたいと思いました。中の様子を見ていると隣の事務所に人が居る様だったので、歩み寄って見ると
穏やかな顔をした方が出てきました。「こんにちは」と挨拶を交わしたのが、矢櫃「やびつ」さんでした。「北海道か
らみかんを探しに来ました。」と言うと、ダンボール2箱の三宝柑を安く売ってくれました。さっきみかん農家から
買った値段の1/4とは、びっくり! これからは、矢櫃さんからいろいろな蜜柑を買って北海道に住むチーズマーケ
ットのお客さんに安く提供したいです。とても良い出会いでした。4月下旬に入荷のセミノールをお楽しみにね。3.26
和歌山のみかん農家と海の幸の旅8

ジャム作りにやってきた安田さん。世界各国を旅しただけあって穏やかな顔をしています。 そでが汚れないようにカバーをして種を出している美奈子店長。今日もかわいいです。


3月18日の朝、三宝柑という品種のみかんを使ったマーマレード作りを体験しました。最初にみかんを流水で
洗いながら表皮のごみや汚れを落とします。次に手で皮を剥いて、ナイフでみかんの房を切りながら種を取り出
します。地味で集中力が要る作業だと良く分かりました。でも、自分で作れば原材料も吟味出来るし好きな様に
味付けもできます。こういうことが季節ごとに何度でも出来るような暮らしにすることが大切だと感じました。3.23
和歌山のみかん農家と海の幸の旅7

秋津野ガルテンにあるレストラン「みかん畑」でお料理を作っている黒田敏子さん。とても元気です。


「秋津野ガルテン」に泊まりました。ここは、「体験交流型・グリーンツーリズム施設」で泊まるだけでなく、
農産物の収穫を体験したり、野菜や果物を使ったお料理をしたりすることが出来ます。朝食を食べに併設され
たレストランに行くと、年配の女性が給仕をしてくれました。おはようの後に交わす会話から、ただのおばち
ゃんではないと感じました。話がとても面白いし、何といっても私達のような旅行客に正面で向き合い、ずっ
と話ができるなんてエネルギーや興味関心がないと出来ません。お昼ごはんもこのレストランに行きました。
そうです。ぜひお名前を聞き、また会いたかったからです。やっぱりその通りでした。地元で夫と二人で味噌製
造会社を経営されていました。 長い年月の仕事を通して、豊かな人格が作られた様子がよく分かりました。3.19
和歌山のみかん農家と海の幸の旅6

静かなる情熱を持った玉井さん。3分ほどお話したらすぐ好きになりました。玉井さん達の農家仲間が集まって「きてら 春の詰め合わせセット2009 お楽しみパック」を作っていました。


元気な農家さん達に出会えました。彼らはみかんを作るだけでなくて、協力して町内に農産物直売店を開き、
インターネット店も開き、自分達の農産物を自分達で販売するまで行っています。こうして、町の人達が働け
る場所も新たに作り、自分達の会社で働ける活気がありました。そんな仕掛けを仲間と作ったのが、今朝お会
いした玉井常貴さんです。私が目標にしたい実行力のある視野の広いおっちゃんでした。また会いたいです。3.19
和歌山のみかん農家と海の幸の旅5



17日の夕方、那智勝浦から酷(国)道425号を通って、紀伊水道に面した湯浅町にある民宿に着きました。
すぐみかん畑に行き、奥さんから成長の過程やみかんの目利きなどについてお話を聞きました。 3.17
和歌山のみかん農家と海の幸の旅4

朝7時から魚のせりが港にある市場で始まります。那智勝浦の町では、冷凍じゃない生のマグロが味わえます。


今まで美奈子店長は、マグロは血生臭いと言って嫌っていました。でも、那智勝浦に来て地元の港に上がる生の
まぐろのお刺身を食べて思わずにっこり。マグロ丼も残さずに全部食べました。マグロ感が変わって良かったね。 3.18
和歌山のみかん農家と海の幸の旅3

美味しそうと思う料理ほど写真に残っていないものです。この写真は、翌朝の食事の様子です。魚尽くしのお料理でした。一日二組限定の民宿「森本屋」は、那智勝浦町にあります。


今回の旅もJALのぴっ旅を利用しました。1泊以外は自分で民宿を探して予約しました。その一つがこの「森本屋」
です。夕食は、お魚料理がたくさん出ます。お刺身、煮魚、焼き魚、鮪丼などです。最後には、息子さんが作る「ざる
そば」も出してくれました。奥さんと旦那さんも味がある素晴らしい人達で、いろいろなお話が出来ていい日になりました。 3.17
和歌山のみかん農家と海の幸の旅2

串本町にある大島で見かけた無人販売。


潮岬を見た後、橋を渡り隣の大島に行きました。トルコ記念館の道中で、上の写真のような無人販売を見かけました。
八朔などのみかんの他に、梅や仏壇に供える花などもありました。代金は、蓋の無い空き缶に入れるようですが、
その空き缶は柱などに固定されていません。代金が入ったその缶が持ち逃げされいかと心配になりました。この時期
は、キンカンやネーブル、清見、でこぽんなどいろいろな果物がありました。あちこちの店で色々と買いました。 3.16
和歌山のみかん農家と海の幸の旅1

本州の最南端にある潮岬の灯台が矢印にありました。

本州の最南端にある潮岬の灯台。

小学生の時に社会で勉強した本州最南端の町、串本町。ここには、潮岬がありますが、ずっと行って見たいと思って
早47歳になりました。今日は黄砂が漂うすっきりしない空で強風でしたが、岬から南に広がる黒潮の海を見ていると、
何隻もの大きな貨物船が行き交っていました。北海道に住む私には考えられないほど温かい一日でした。 3.16


3月(2009)和歌山のみかん農家と海の幸の旅日記