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「転ぶな、風邪を引くな、義理を欠け」

「転ぶな、風邪を引くな、義理を欠け」岸信介


この言葉を初めて耳にしたのは、今から二年ぐらい前のことでした。元総理大臣 の岸信介さんがおっしゃったそうです。この言葉から私は今までに、どんなに寿 命を縮めてきたのかがよく分かりました。この教え?を守ると、なるほど怪我は しないし、2,3日も寝込んだりすることもなく、健康で過ごせるようになりま した。また、付き合いを断れず深酒などをして、体調を崩す事もなくなりました。 このお言葉は、「長生きの秘訣は?」の問いに、岸さんが答えられたようです。

また、「職業別平均寿命表」というものがあるそうで、日本人を職業別に平均寿 命を調べた結果を知りました。1位の職業は何だと思われますか? そうです、 宗教家(僧侶)なのです。3位が政治家。僧侶の暮らしの中に長生きの秘訣があ るようです。その要素は、1.過食を避け、心身の修行に励んだこと。2.森林 浴効果や読経、説教による精神の安定を図ったこと。うーん、なかなか考えさせ られる内容ですね。我々一般人も参考にしたいものです。

では、一体2位はどんな職業なのか?  実は、実業家なんだそうです。何だかとってもうれしいです。また、今の自分の 生活を振り返れば納得できます。(公務員だった頃に比べ、とても健康です。そ れは毎食決まった時間に自分で作る料理を食べ、よく眠り、ストレスがない。・ ・・ありがたい仕事をさせてもらっています。その分だけ、長生きしてご奉仕し たいと思います。)

さて、話を「転ぶな、風邪を引くな、義理を欠け」に戻しましょう。

なぜ、これが長生きの秘訣かといろいろ調べました。その結果、「転ぶ」つ まり、転倒事故が意外と多く発生しているのです。特に老人の場合、転倒が命取 りになる、つまり死因の上位に入っていることが統計からも表れています。不注 意で転ぶと骨折や関節を痛め、それをかばう事で姿勢が崩れ、歩き方が悪くなり、 体のバランスも悪くなり、内臓病の原因にもなるようです。また、骨折などなあ ると、老人の場合には更に運動することが億劫になる、次第に体力が落ちて、寝 たきりになる事もあるそうです。

2番目の風邪ですが、やはり昔から万病の元といわれるように、油断できない病 気ですし、普段のちょっとしたゆるみからかかりやすい病気とも云えます。
そして、最後の「義理を欠け。」は、毎日の生活を規則正しくして、徹夜などの 無理をして生活のリズムを崩さないようにという戒めなんだと思います。常に自分 のペースを維持することが体調管理の基本的なことのようです。


「転ぶな、風邪を引くな、義理を欠け」岸信介