| TOP |  お買い物方法 |  おいしいチーズ料理 |

シチリア島のオリーブ農園、「ピアノグリッロ」のチーズ料理は、カチョカバーロとマスカットの盛り合わせ



今回は、シチリア島のオリーブ農園、「ピアノグリッロ」
のお母さん手作りのチーズ料理です。

「カチョカバーロとマスカットの盛り合わせ」

シチリア島のオリーブ農園、「ピアノグリッロ」のjpg

シチリア島のオリーブ農園、「ピアノグリッロ」のjpg


材料(4人前)と作り方
 
材料
カチョカバーロ 100g 、マスカットなどの大粒のぶどう 20粒ほど、つまよう枝 20本、ブーゲンビリア(飾り花)なくてもOK。 写真のようなお皿、ほしいなぁー。
 
作り方
1.上の写真のようにカチョカバーロを一口大に切ります。マスカットはよく水洗いして、水気を切ります。
            
2.つまよう枝でカチョカバーロとマスカットを交互に刺して、串刺しのおでんの様に飾ります。
            
3.お皿にきれいに盛り付けます。その回りに花を飾ります。
 
招かれての感想;
 イタリアやフランスのご家庭に招かれると、このように食事のテーブルにつく前に、リヴィングなどでソファーに腰掛けて、白ワインと軽いおつまみでひと時を過ごすことがよくあります。今宵はこのチーズとフルーツのオードブルの他に、サラミや木の実のピスタチオ(日本で買うのと違い、顔にブツブツが出ません。)、グリッシーニなどがあり、今日一日を語らい、軽くつまんでお腹に少し入れます。そして別の部屋のテーブルに移り、本格的な食事に入ります。緩やかに時間が流れ、食べる事に対する演出のうまさや飾り付けの工夫などにとても感心しました。
 
以来、私たちも仕事を終えてお腹が空いていても、このように一度、軽いおつまみやフルーツなどでお腹を少し落ち着かせ、その後で料理を作り始め、それからゆっくりと食事を楽しんでいます。以前の私たちなら働いた後なので、「お腹がとても空いている。もう作る時間と気力がない。」・・・仕方なく近所で出来合いの弁当や惣菜を買って食べていました。こうした海外での経験から、このようにゆっくりと食べる事の素晴らしさを知り、食べる事により時間をかけることができるようになり、体調もますます良好になりました。このようなヨーロッパのご家庭での食事の経験は、お腹を満たす事以上に大切なものを教えてくれたような気がします。
 
            

シチリア島のオリーブ農園、「ピアノグリッロ」のチーズ料理は、カチョカバーロとマスカットの盛り合わせ