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CIBUS08のスイスチーズの展示は、美味しくて楽しい。2008年5月



イタリアの食品見本市のCIBUSやフランスの食品見本市のSIALでも、スイスチーズのブースは必ず見に行きます。というのも展示が面白いからです。今回は、その様子をお伝えしようと思います。
 
スイスのチーズといえば、チーズフォンデュに使うグリュイエールやエメンタールが有名ですね。それ以外にもアッペンツェラーやテット・ド・モアンヌ、グリュイエール・レゼルヴ、グリュイエール・アルパージュ、アルペン・ティルジッター、スプリンツなどが主なチーズです。こうしたチーズの違いについても冊子で勉強することが出来ますし、そこにいる人に質問することも出来ます。

スイスは、民間企業がそれぞれに出展するのではなくて、公的機関が一つのブースで、代表的なスイス産チーズをまとめて紹介しています。

今回の展示で良かったのは、ただチーズを並べるだけでなく、チーズの切り方や盛り付け方、食べ方や実際に来た人たちに試食のサービスもあったりと工夫していたことでした。

テット・ド・モアンヌを花びらの様に削ったディスプレイが目を引きました。

私が印象に残ったのは、ジロールという回転式の道具を使ってテット・ド・モアンヌを花びらの様に削ったものを手で形を整えて、朝顔の様にして飾っていた事でした。そして、それをスイスの国旗のついた爪楊枝で刺して、お客さんに振舞っていました。

この様にして出しているというのが分かると、チーズマーケットの仕事にも活かせます。

また、チーズフォンデュも食べられるようにしていました。もちろん私たちも頂きました。遠くから良い匂いが漂って来て、匂いに誘われて多くの人たちが集まっていました。熱々のチーズをパンに垂らして手渡ししてくれました。とても美味しかったです。

チーズフォンデュを頂きました。CIBUSの時だけは、間食をするのも仕方ありません。

スイスのチーズについての本や鉛筆やクリップやメモなどの文房具も配っていました。それらには、スイスチーズのロゴマークが入っているので、チーズが好きな人へのいいお土産にもなると思いました。こうした食品見本市は、一般の人でも入場券を買えば参加することが出来るので、日程が合えば一度覗いてみると面白いと思います。


CIBUS08のスイスチーズの展示は、美味しくて楽しい。2008年5月